- 著者: 樺沢紫苑タイトル: THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福
- こんな人におすすめ
- 「お金」と上手に付き合う10の原則:稼ぐより「使い方」が重要だった!
- 稼ぐ人より「使い方」が上手な人が幸せになれるってどういうこと?
- 貯金は一番無駄な使い方!?自己投資が最強の理由
- 「モノ」より「経験」を買え!日々のプチ幸福で人生を満たす
- 「お金」より「人」と向き合う:感謝と貢献が幸福を呼び込む
- お金で買えるのは「幸福」ではなく「安心」:年収800万円が目標地点?
- お金を「健康」や「つながり」に再投資する:幸福の循環を拡大する
- お金で「時間」を買う:生産性向上と幸福への特急券
- お金について学ぶ:情報弱者は幸せになれない?
- 「物欲」との賢い付き合い方:衝動買いは不幸の始まり?
- 「使うこと」を楽しむマインドフルネス物欲
- ストレス発散で買い物をしない:依存症への特急券を回避!
- 物を捨てる/片付ける:執着を手放し幸福を呼び込む
- 「承認欲求」との健全な付き合い方:数字より「人」と向き合う
- パラメーター(数字)を追わない:感謝と貢献が暴走を防ぐ
- 人を伸ばす「承認の仕方」:結果ではなく「努力」を承認する
- 「遊ぶ」ほどに幸せになる最高のルール:没入と能動性が鍵!
- 1日で幸福の収支を合わせる:仕事も遊びも全力投球
- 「没入」できれば趣味でも仕事でもいい:フロー状態が究極の幸福
- 「遊びに貪欲」な人が大成功する理由:創造性と好奇心が伸びる
- 「楽しい」を拡大再生産する:小さな幸福を見つけて繰り返す
- 「遊び」を「ご褒美」にする:「ドーパミン」の力を最大限に活用
- 「受動的娯楽」から「能動的娯楽」へ:遊びで自己成長を加速する
- 「食」で幸せになる究極のルール:感謝とマインドフルネスで口福を最大化!
- 1000円で誰でも幸せになれる秘訣:日常の「おいしい」を見つける
- 「食」で「好奇心」「チャレンジ力」を鍛える:新しいお店への挑戦
- 食欲が暴走する人に共通する条件:睡眠・ストレス・運動不足
- 「食べに行く」から「会いに行く」へ:人とのつながりで食の喜びを深める
- 本日のまとめ
著者: 樺沢紫苑タイトル: THE THREE HAPPINESS 精神科医が見つけた3つの幸福

こんな人におすすめ
- 漠然と「幸せになりたい」と思っているけれど、何をすればいいか分からない方
- 仕事や頑張りすぎで心身のバランスを崩しかけている方
- 「成功」や「お金」だけが幸せではないと感じている方
- 本当の幸福を手に入れるための具体的な方法を知りたい方
- 頑張っても報われないと感じている方
皆さん、こんにちは! 日々の生活にちょっとした閉塞感を感じていませんか?
もしかしたら、もっと幸せになれるヒントが、意外なところにあるかもしれません。
今回のテーマは、あなたの人生を豊かにする「お金」「遊び」「食」の習慣についてお伝えしていきます!
幸福について考えるとき、「お金があれば幸せになれる」と漠然と考えている方は少なくないでしょう。
しかし、多くの幸福心理学の研究が示すのは、必ずしもそうではないという事実です。
では、どうすれば本当の幸せを手に入れられるのか?
そして、日々の生活をどうすればもっと「楽しい!」で満たせるのか?
その具体的な方法について、本書の内容を基に深掘りしていきます。
「お金」と上手に付き合う10の原則:稼ぐより「使い方」が重要だった!
まずは、多くの人が気になる「お金」の話から。稼ぐことばかりに意識が向きがちですが、実はその「使い方」こそが幸福の鍵を握っているんです。
稼ぐ人より「使い方」が上手な人が幸せになれるってどういうこと?
お金の量そのものよりも、その使い方によって幸福度は大きく変わります。
給料や貯金が少なくても、お金を上手に使うことで幸せになれるのです。
お金の所有量は単なる「数字(パラメーター)」であり、その喜びは一時的なものに過ぎません。
貯金は一番無駄な使い方!?自己投資が最強の理由
貯金は「パラメーター増やし」であり、数字が増える喜びはすぐに薄れます。
未来の自分を信じられないことの表れでもあり、自己投資やチャレンジをしない原因にもなりがちです。
最も効果的なお金の使い方は「自己投資」。
株や金融商品と違い、自己成長し続ける限り価値が暴落することはありません。

「貯金が無駄」というのは、日本人の感覚からするとかなり挑戦的な意見ですね!
でも、「未来の自分を信じる」という言葉にはハッとさせられました。
確かに、自分自身への投資は、何にも代えがたい資産になりますよね。
「モノ」より「経験」を買え!日々のプチ幸福で人生を満たす
幸福研究によると、「モノ」を買うよりも「経験」を買った方が幸福感が長続きしやすいとされています。
「経験」は自己投資にもつながり、蓄積されることで強力な「武器」になります。
高額なものでなくても、美味しいものを食べたり、面白い映画を観たり、散歩したりと、日常の小さな経験で幸せは手に入ります。
「お金」より「人」と向き合う:感謝と貢献が幸福を呼び込む
お金を稼ぐことだけを目的とすると、自己中心的になり、人から避けられたり、騙されたりすることもあります。
目的を「人の役に立つこと」に切り替えると、不思議と後からお金がついてきます。
感謝や社会貢献といった「人」との関わりが、幸福感を長続きさせる秘訣です。

「お金ファースト」ではなく「人ファースト」。
この考え方が、結果的にお金の流れを変えるというのは、深い洞察だと思います。
私も、誰かの役に立つことを意識して行動してみようと思いました。
お金で買えるのは「幸福」ではなく「安心」:年収800万円が目標地点?
お金がもたらすのは「幸福」ではなく「安心」や「快適さ」です。
将来の不安を解消する効果はありますが、それだけで幸福度が一気に高まるわけではありません。
年収800万円を超えると、お金による幸福は減退すると言われています。
それまではお金を目標に頑張るのも良いですが、その後は「他者貢献」や「自己実現」といった、お金では買えない幸福の重要性に気づくでしょう。
お金を「健康」や「つながり」に再投資する:幸福の循環を拡大する
ある程度お金が得られるようになったら、そのお金を「セロトニン的幸福(健康)」や「オキシトシン的幸福(つながり)」に使うべきです。
土台をしっかり築いてからドーパミン的幸福(成功)を目指すのが、幸福を長続きさせるための正しい順序です。
健康を削って成功しても意味がありません。

成功してお金持ちになっても、不健康だったり孤独だったりしたら、それは幸せとは言えないですよね。
お金を稼ぐだけでなく、そのお金で健康や人間関係を育むことの大切さを改めて感じました。
お金で「時間」を買う:生産性向上と幸福への特急券
お金を使うことで「時間」を買うことができます。
面倒な仕事や苦手な仕事を外注することで、自分の得意な分野や本当にやりたいことに時間を集中させることができ、成功へのスピードが加速します。
これは最も有意義なお金の使い方の一つです。
お金について学ぶ:情報弱者は幸せになれない?
お金持ちとそうでない人の最大の差は、お金に関する知識の有無です。
お金について学ぶことで、誰でもお金を増やすことができます。
「お得な仕組み」を知らずに損をしている人も多く、自己流の節約だけでは限界があります。

耳が痛い話ですね…!
確かに、お金に関する知識は、学校では教えてくれないですよね。
自分に合った稼ぎ方や増やし方を知るために、もっと積極的に学んでいこうと思いました。
最近では副業、投資など独力で稼ぐ方法をいろんなメディアで紹介されていますね。
「物欲」との賢い付き合い方:衝動買いは不幸の始まり?
次に、ついつい暴走しがちな「物欲」についてです。
「物を買う」ことは悪いことではありませんが、その買い方一つで幸福度が大きく変わります。
「使うこと」を楽しむマインドフルネス物欲
衝動買いや流行で物を買う人は、買った瞬間に満足し、すぐに飽きてしまいます。
本当に欲しいものを買わず、他人の価値観に流されていることが原因です。
「今使っているだけで幸せ」と感じられるような「こだわりの一品」を見つけ、大切に使い続けることが、マインドフルネス物欲であり、持続的な幸福につながります。

「マインドフルネス物欲」という言葉、すごくしっくりきました!
確かに、お気に入りの文房具や道具を使う時って、それだけで気分が上がりますよね。
物を手入れし、大切に使うことは、感謝の気持ちにもつながるんだと気づきました。
ストレス発散で買い物をしない:依存症への特急券を回避!
ストレス発散のために買い物をするのは、アルコール依存症と同じくらい危険です。
一時的な気晴らしにしかならず、根本的な問題解決にはなりません。
ストレスは、人との対話(オキシトシン)や運動、睡眠(セロトニン)で解消すべきです。
物を捨てる/片付ける:執着を手放し幸福を呼び込む
「物を捨てるのが下手」な人は、「物への執着」が強く、それが「買い物したい」欲求を加速させます。
不要なものを捨てることは、過去のしがらみや心の「とらわれ」を手放すことにもつながり、精神的な自由と幸福をもたらします。

「片付け」が幸福に直結するというのは、有名な話ですが、改めて「執着」という言葉で説明されると納得感が深まります。
物を手放すことで、心も軽くなり、新しいものを受け入れるスペースができるんですね。
「承認欲求」との健全な付き合い方:数字より「人」と向き合う
SNSが身近になった現代、誰もが多かれ少なかれ抱える「承認欲求」。
この欲求も、暴走すると不幸につながることがあります。
では、どうすれば健全な承認欲求を育めるのでしょうか。
パラメーター(数字)を追わない:感謝と貢献が暴走を防ぐ
SNSのフォロワー数や「いいね!」といった「数字」を追いかけるだけでは、ドーパミンが暴走し、「もっともっと病」に陥ります。
フォロワーを単なる数字ではなく、一人ひとりの人間として認識し、感謝の気持ちを持ち、相手の役に立つことを目的とすることで、承認欲求は健全な形で満たされ、持続的な幸福とモチベーションにつながります。

まさに現代社会の課題ですね。SNSで数字ばかりを気にしてしまう気持ち、よくわかります。
でも、その向こうには血の通った人がいるんだ、という意識を持つだけで、発信の仕方も変わってきそうです。
人を伸ばす「承認の仕方」:結果ではなく「努力」を承認する
承認欲求には「ドーパミン的承認(結果や成果に対する承認)」と「オキシトシン的承認(愛情が基盤の存在そのものへの肯定)」の2種類があります。
褒める効果が薄れるドーパミン的承認に対し、オキシトシン的承認は何度でも効果が持続し、人を成長させます。
アドラー心理学でいう「勇気づけ」は、まさにオキシトシン的承認にあたります。
「遊ぶ」ほどに幸せになる最高のルール:没入と能動性が鍵!
仕事や学びばかりで、遊びを犠牲にしていませんか?
実は、「遊び」こそが自己成長と幸福の源なんです。
1日で幸福の収支を合わせる:仕事も遊びも全力投球
日本人は勤勉すぎて、「遊ぶ」ことに罪悪感を感じる傾向があります。
しかし、仕事のパフォーマンスを上げるためにも、「遊び」は不可欠です。
日中の仕事で疲弊した分、夜は思いっきり遊んで「1日で幸福の収支を合わせる」ことが重要です。
「遊ぶことに罪悪感」これ、私にも当てはまります…!
でも、遊びがエネルギー充電になり、仕事の生産性を高めるというなら、堂々と遊べますね!
オンオフの切り替えを意識して、遊びも全力で楽しみたいです。
「没入」できれば趣味でも仕事でもいい:フロー状態が究極の幸福
幸福心理学の概念である「フロー」とは、仕事や遊びに熱中し、時間を忘れて没入する状態を指します。
フロー状態では、ドーパミンをはじめとする5つの幸福物質が分泌され、究極の幸福が得られます。
重要なのは「仕事か遊びか」ではなく、「没入できるか」です。

私もたまに、夢中になって気づいたら時間が経っていた、という経験があります。あれが「フロー状態」なんですね!
日常の中に、時間を忘れて没入できることを見つけるのが、幸福への近道だと感じました。
「遊びに貪欲」な人が大成功する理由:創造性と好奇心が伸びる
「遊びに貪欲」な人は、仕事でも大きな結果を出していることが多いです。
遊びはエネルギーを充電し、気分転換になるだけでなく、創造性や好奇心を高めます。
好奇心はAI時代を生き抜く上で重要な資質であり、遊びを通じて鍛えられます。
「楽しい」を拡大再生産する:小さな幸福を見つけて繰り返す
自分が「何をしている時が楽しいか」を認識し、その「プチ幸福」を日常生活の中で意識的に増やすことが、幸福度を高める最も簡単な方法です。
時間を確保し、工夫して「楽しい」時間を増やす努力をすることで、幸福は確実に増殖します。
「遊び」を「ご褒美」にする:「ドーパミン」の力を最大限に活用
享楽的な遊びは依存症になるリスクがありますが、「ご褒美」として遊びを取り入れることで、この暴走を防ぎ、モチベーション向上につなげることができます。
何かを達成した時のご褒美として、美味しいものを食べたり、旅行に行ったりすることで、「次も頑張ろう!」という意欲が湧き、仕事のモチベーションも向上します。

頑張ったご褒美があるからこそ、また次も頑張れる。
この「報酬系」の仕組みを上手に活用することで、無理なく継続できるようになりそうです。
「受動的娯楽」から「能動的娯楽」へ:遊びで自己成長を加速する
テレビやゲーム、スマホを見るだけの「受動的娯楽」は、集中力やスキルを必要とせず、幸福から遠ざかります。
読書、スポーツ、楽器演奏など、集中力や目標設定、スキル向上を伴う「能動的娯楽」は、フロー状態に入りやすく、自己成長につながります。
アウトプットと組み合わせることで、どんな娯楽も能動的に変えられます。

ついついスマホを見てしまう私には耳の痛い話ですが、まさにその通りだと思います。
同じ「遊び」でも、どう取り組むかで、得られるものがこんなに違うんですね。
これからは、もっと意識的に「能動的娯楽」を選んでいこうと思いました。
「食」で幸せになる究極のルール:感謝とマインドフルネスで口福を最大化!
最後に、毎日の生活に欠かせない「食」についてです。ただお腹を満たすだけでなく、「食」を最大限に活用して幸福度を高める方法をご紹介します。
1000円で誰でも幸せになれる秘訣:日常の「おいしい」を見つける
数万円する高級レストランに行かなくても、ランチタイムの1000円で十分美味しい食事を楽しめます。
「おいしい!」と感じる瞬間を意識的に見つけ、それを日々の生活に取り入れることで、手軽に幸福度をアップさせることができます。
「食」で「好奇心」「チャレンジ力」を鍛える:新しいお店への挑戦
会社の近くや家の近くにある「おいしい店」を探したり、新しいお店に行ってみたりすることは、小さな「挑戦」です。
この「食」を通じた挑戦は、好奇心を育み、コンフォートゾーンから出るトレーニングにもなります。
食欲が暴走する人に共通する条件:睡眠・ストレス・運動不足
食欲の暴走は、ドーパミンが関係しています。
睡眠不足、ストレス過多、運動不足といった、セロトニン的幸福が失われた状態が、食欲コントロールを困難にします。
健康的な生活習慣を整えることが、食欲の暴走を防ぐ鍵です。

ストレスがたまるとつい食べ過ぎてしまう私には、耳の痛い話です。
食欲の暴走が、実は健康状態のバロメーターになっているんですね。
まずは睡眠と運動から見直して、セロトニン的幸福を満たしたいと思います。
「食べに行く」から「会いに行く」へ:人とのつながりで食の喜びを深める
美味しいものを食べるだけでなく、お店の人との人間関係を築き、「会いに行く」ことで、食の喜びはさらに深まります。
ドーパミン的幸福(味)とオキシトシン的幸福(人とのつながり)が掛け合わされ、より豊かで持続的な幸福体験となります。
一食入魂:「最高のランチ」で午後のモチベーションを爆上げする
ランチ一食であっても、今の気分や食欲にベストマッチしたお店を選ぶことで、午後のモチベーションや幸福度を大きく高めることができます。
「満腹になればなんでもいい」という考えではなく、一食一食にこだわり、最高の選択をすることで、日々の満足度が積み重なり、人生全体の幸福度を向上させます。

「たかがランチ、されどランチ」ですね!
毎日食べるものだからこそ、こだわりを持つことの重要性を感じました。
最高のランチを選ぶことで、午後の仕事も効率が上がるなら、まさに一石二鳥です!
本日のまとめ
いかがでしたでしょうか? 「お金」「遊び」「食」という身近なテーマを通して、人生を豊かにするたくさんのヒントが得られたのではないでしょうか。
今回のブログで伝えたいことは、まず「健康」と「つながり」という幸福の土台をしっかりと築くこと。そして、その土台の上で、「仕事」や「学び」といったドーパミン的幸福を目指すことです。
「今日1日、楽しかったな」と振り返ることができるなら、それはすでに小さな幸福の三角形ができあがっている証拠です。
幸福は、決して遠いものでも、手に入れにくいものでもありません。
誰でも、そして今すぐにでも始めることができるのです。
本書の教えを実践し、あなたが今日から「健康」で「感謝」と「親切」に満たされた、幸せな一人になることを願っています。
そして、そんな幸せな人々が一人でも増えることで、きっと世の中ももっと住みやすくなるはずです。
このブログが、あなたの人生をより豊かにするきっかけになれば幸いです。

▼本書の詳細・購入はこちら