著者:安川康介タイトル:科学的根拠に基づく最高の勉強法

こんな人におすすめしたい
- 受験生や資格取得を目指す社会人
- キャリアアップを志すビジネスパーソン
- 「勉強が続かない」
- 「効率の良い方法がわからない」
- 「何から始めればよいかわからない」
といった悩みを抱えるすべての人におすすめです。本書では、心理学や脳科学の観点から効果が実証された勉強法や、心・体・環境を整える方法を詳しく解説しています。
以下では、4章「勉強にまつわる心・体・環境の整え方」の重要ポイントを紹介しつつ、最後に感想を述べていきます。
今日も知識を積み上げ行動していきましょう!
今回も5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう!
4章「勉強にまつわる心・体・環境の整え方」
心の整え方:モチベーションと自己効力感の向上
学習を続ける上で、自己効力感を高めることが重要です。これは、「自分にはできる」という確信を持つ感覚のこと。成功体験を積み重ねたり、周囲からの励ましやサポートを得ることで、この感覚は強化されます。
逆を言うとこれがないとなかなか継続できないですよね。一緒に並走してくれる仲間がいると挫折しにくいです。
例えば、小さな目標を設定してそれをクリアすることで、達成感が得られます。また、「自分にはできない」と感じることが原因で行動に移せない場合も多いもの。目標を細分化し、一歩ずつ進むことが最終的な成果につながるのです。
また、学習内容がどのように自分に役立つかを定期的に考えたりアウトプットする「利用価値介入」も有効です。これにより、学習内容に興味が湧き、結果としてモチベーションが向上します。
体の整え方:運動と睡眠の重要性
勉強における集中力や記憶力を向上させるためには、運動と睡眠が欠かせません。
例えば、11〜20分程度の軽い運動(早歩きやジョギングなど)は短期的に集中力や記憶力を高めます。また、運動後に学習を行うことで、記憶の定着が促進される効果もあります。
一方、睡眠は記憶の整理と再活性化を助ける重要な時間です。特に、暗記が必要な科目や覚えにくい内容については、寝る前に学習・復習を行うと効果的です。睡眠中に学んだことが整理され、翌日の記憶が鮮明になります。
環境の整え方:場所と時間を活用する工夫
勉強の環境を整えることも学習効率を高める重要なポイントです。同じ場所で長時間勉強を続けると集中力が切れやすくなるため、勉強場所を変えることが推奨されています。移動時間が気分転換となり、学習効果を向上させます。
また、スキマ時間を活用する方法として、アクティブリコールや分散学習を取り入れることも効果的です。同じ1時間の勉強でも、30分を2回に分けて学習するほうが効率的だとされています。さらに、使用する教材は、簡単すぎず難しすぎない適切なレベルから始めることでモチベーションを保つことができます。
感想:勉強をライフスタイルに組み込むヒント
本書は科学的根拠に基づいた具体的な学習法が多く紹介されており、今からすぐに行動できる内容が満載です。
自己効力感を高める小さな成功体験の積み重ねや、日々の運動と睡眠の重要性など、実生活に取り入れやすい内容ばかりです。
特に、勉強場所を変えたりスキマ時間を活用する工夫は、忙しい社会人にとってすぐに実践可能なアプローチだと感じました。
また、勉強がただの作業ではなく、自分の人生にどのように役立つのかを考えながら取り組む「利用価値介入」の考え方には非常に共感しました。これにより達成後のイメージが鮮明になり、なりたい自分に近づく為のモチベーションが維持でき、学びがより充実し、目標達成への道のりが楽しくなることを実感できそうです。
最後に、運動や睡眠といった体のケアも勉強の一部だと捉える姿勢は、学びを長期的に続けるうえで欠かせない視点だと感じます。健康であることが最大の資産であり、それをベースに知識やスキルを積み上げていけるのだと改めて気づかされました。
あなたの学習を効率化するために
「科学的根拠に基づく最高の勉強法」を手に取ることで、勉強をより効率的かつ楽しいものに変えるヒントを得られるでしょう。
本書で学んだことを日々の学習に取り入れることで、目標達成に一歩近づけるはずです。ぜひこの機会にチェックしてみてください。
次回はいよいよこの本のまとめ、実際の生活に活かせるポイント、感想を交えて発信していきたいと思います!
私自身も早速本書の自己説明を行い、知識の定着を図れるようにします!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ご覧いただきありがとうございました!

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