著者:安藤広大タイトル:数値化の鬼

こんな人におすすめ
- 仕事で結果を出したい人
- 論理的な思考を身につけたい人
- 部下やチームをマネジメントする立場の人
- 感覚や経験に頼らず、データを活用したい人
- 「努力しているのに成果が出ない」と悩んでいる人
この本を読もうと思った理由
ビジネスの世界で生き残り、結果を出し続けるためには何が必要でしょうか?
それは「数字を正しく理解し、活用すること」です。
本書『数値化の鬼』は、仕事で成果を上げるための「数値化」のノウハウを学べる一冊。
単に売上や利益を管理するだけでなく、「自分の行動を数値化し、改善する力」を身につけるための必読の一冊です。
数字が苦手な人にもわかりやすく、仕事にすぐ活かせる内容が詰まっています。
私は普段から「数字を使って問題を分析し、わかりやすく伝えること」は得意ですが、「自分自身の行動を数値化し、管理する力」はまだまだ弱いと感じていました。
例えば、「もっと効率よく仕事をしたい」と思っても、具体的にどこを改善すればいいのかわからない…。
なかなか日々の忙しさで自分を客観的に見つめることって難しい、そんな方も多いのではないでしょうか?
この本では、「いったん数字で考える」ことを習慣にするための具体的な手法がたくさん紹介されています。
これは「感覚ではなくデータで物事を判断したい」と考えている人にはぴったりだと思います。
データに基づいた分析から実行が、より仕事の質を高め、具体的な提案やアドバイス、実行できそうですね。
今回は6日間に分けて、本書からの学びや感想を少しづつ皆さんにも共有できればと思います。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書1日目スタートです!
数字を使って現実を正しく把握する
多くの人が「数字がすべてではない」と言いますが、それを都合よく解釈してしまうことが問題だと著者は指摘します。
本当に成果を出している人は、若いうちに数字を徹底的に追いかけた経験があるもの。
逆に、何も結果を出していない段階で「数字に頼らなくてもいい」と考えてしまうのは大きな間違いです。
大事なのは、どんな状況でも 「いったん数字で考える」 こと。
例えば…
- 「頑張っている」ではなく、「何時間の努力をしたのか?」
- 「売上が伸びている気がする」ではなく、「具体的に何%増えたのか?」
こうして数値化することで、自分の現状を正しく把握でき、次に何をすべきかが明確になります。
数値化は「未来」のためのツール
数字は、過去の成果を評価するものではなく、「未来の成長のために活用するもの」です。
例えば、仕事でミスをしたとき、「このミスは今後どのくらいの確率で起こるのか?」と考えることで、次回の対策が立てやすくなります。
また、「努力しているのに評価されない」と感じる人は、上司との間に認識のズレがある可能性が高いです。
このズレをなくすために、「どの数字を達成すれば評価につながるのか?」を明確にすることが重要です。
数字は「感情のズレ」をなくす最強のツール
感情的な言葉は、人によって受け取り方が異なります。
例えば、「頑張った」と言っても、その「頑張り」がどのくらいの努力を指すのかは人によって違います。
一方で、 「1日5時間の勉強を1ヶ月続けた」 という数字があれば、誰が見ても明確です。
ビジネスでは、感情ではなく 「客観的な事実」 が重要。
数字を使えば、誤解や不公平な評価を防ぎ、効率的に仕事を進めることができます。
読んでみた感想
感覚ではなく「いったん数字で考える」クセをつけることの重要性について、自分自身の行動に置き換えるととても共感できました。
私は普段から数字を扱う仕事をしていますが、この本を読んで「自分の行動を数字で管理することの大切さ」に改めて気づかさたと思います。
例えば、ブログ運営でも「記事をたくさん書く」ではなく、「毎週1記事、5000文字以上を書く」と具体的に決めることで、継続しやすくなります。
また、「なんとなく仕事が忙しい」と感じるのではなく、「今週の業務時間は何時間で、どの作業にどれだけの時間を使ったのか?」と数値化することで、ムダを減らし、効率的に働くことができます。
さらに、本書では「言葉が溢れすぎていて、数字が足りていない」という指摘がありましたが、これはまさに現代社会の問題点だと感じました。
SNSでも「頑張ってるのに評価されない!」という声をよく見かけますが、「具体的にどんな努力をどれだけしたのか?」を示せないと、周りに伝わらずただただネガティブな発信をしている人、にしか写りませんよね。
やはり仕事でもプライベートでも、「いったん数字で考える」ことが、自身の目標達成やなりたい姿への第一歩になるのだと実感しました。
本日のまとめ
- 仕事で成果を出すには、「数字で考えるクセ」が必要
- 数字を使うことで、誤解や感情のズレをなくし、論理的に判断できる
- 数値化は過去の評価ではなく、未来の改善のためのツール
- 「言葉が溢れ、数字が不足している世の中」だからこそ、数字を使いこなす人が勝つ
本書を読むことで、「なんとなく努力する」から 「数字をもとに改善する」 へと、思考の軸が変わります。
ぜひ、あなたも『数値化の鬼』を読んで、「数字で考える力」を鍛えてみてくださいね!
次回は第1章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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