PR

4日目)数値化の鬼~結果を出すための仕事術〜

ビジネス・経済
created by Rinker
¥1,650 (2025/04/29 12:45:11時点 楽天市場調べ-詳細)

著者:安藤広大タイトル:数値化の鬼

こんな人におすすめ

  1. 仕事で結果を出したい人
  2. 論理的な思考を身につけたい人
  3. 部下やチームをマネジメントする立場の人
  4. 感覚や経験に頼らず、データを活用したい人
  5. 「努力しているのに成果が出ない」と悩んでいる人

「頑張っているのに成果が出ない」「努力の仕方が間違っているのかも…」そんな悩みを抱えていませんか?
実は、仕事には「変えられるもの」と「変えられないもの」があり、前者に集中することが成功のカギです。

今回のテーマは、「変数を見極めることの重要性」
ビジネスで成果を出すためには、「どこを変えればよいのか」を正しく判断する力が欠かせません。

特に管理職やリーダーの立場にある人にとって、この考え方を持つことは、チーム全体のパフォーマンス向上にもつながります。
逆に言えば、変数を見極められないと、いくら努力しても「空回り」してしまうのです。

今回は『数値化の鬼』第3章から、「変数を見極めて仕事の成果を上げる方法」について一緒に見ていきましょう。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書4日目スタートです!

「変数」とは何か?

仕事の成果を左右する要素を「変数」といいます。
つまり、「変えることで結果に影響を与えられるもの」です。
一方で、いくら努力しても変わらないものは「定数」
この2つを見分けることが重要です。

例えば、プレゼン資料のデザインを完璧にするために時間をかけても、肝心の伝え方が悪ければ成果は出ません。
ここで変えるべきは「資料のデザイン」ではなく、「プレゼンの伝え方」です。

仕事ができる人は、この「変数」を特定し、そこにリソースを集中させています。
逆に、成果が出ない人は「定数」にばかりこだわり、無駄な努力をしてしまうのです。

「変えられること」を見極めるポイント

1. 仕事の流れを細かく分解する

仕事のプロセスを細かく分け、どこが結果に影響を与えるのかを見極めます。
例えば、営業職であれば、「アポを取る」「商談をする」「クロージングをする」という流れの中で、どの部分を改善すれば成果が出るのかを分析するのです。

2. 数値で判断する

「なんとなく」ではなく、「数値」で成果を測ることが大切です。
例えば、「1日5件のアポを取る」と具体的なKPIを設定することで、何を改善すべきかが明確になります。

3. 「なぜ?」を繰り返す

問題の本質を見極めるために、「なぜ?」を繰り返すことが重要です。
例えば、「売上が伸びない」のなら、
「なぜ売上が伸びないのか?」
→「新規顧客が増えていないから」
→「なぜ新規顧客が増えないのか?」
→「アポの件数が少ないから」
…と掘り下げていきます。

「変数じゃないもの」にこだわらない

「やっている感」にとらわれてしまうと、間違った努力を続けてしまいます。
例えば、長時間の会議をして満足するのではなく、「この会議の目的は何か?」を明確にすることが大切です。
また、「意味の後付け」も要注意。
努力したことに意味を持たせたくなるのが人間の心理ですが、本当に成果につながったのかを冷静に分析しなければなりません。

「PDCA」を回して成果を最大化する

仕事の改善には、「PDCA(Plan・Do・Check・Action)」が欠かせません。
特に「C(評価)」と「A(改善)」を徹底することで、次に取るべき行動が明確になります。

• 成功した場合:そのまま継続し、さらに強化する
• 失敗した場合:すぐに別の方法を考えて実行する

このように、数値で結果を測り、成功要因や失敗要因を特定して改善していくことで、仕事の精度が上がっていきます。
また以前にも紹介しましたが、CとAの前に圧倒的なD「行動」が必要なためまずは行動量を増やすことを忘れずに!

読んでみた感想

この章を読んで、改めて「無駄な努力をしてしまっていたな…」と痛感しました。
特に、「変数ではないものにこだわってしまう」という話は、身に覚えがある人も多いのではないでしょうか?

例えば、私自身も以前は「とにかく時間をかければ成果が出る」と思っていました。
また、それがこれまでの日本の教育の美徳であったと思います。
昔学校でも長い時間勉強している人がすごいと思っていましたが、一方で少ない時間でもテストの点が良い人もいましたよね。
学校の先生もその長い時間を評価する風潮はあったように思いますが、ビジネスの世界においてはやはり厳しいですが成果物が評価対象。
本当に成果につながる部分にフォーカスしなければ、努力が報われないのです。

また、「変数を見極める」ためには、しっかりとしたデータ分析が欠かせません。
これができると、やみくもに頑張るのではなく、「勝ちパターン」を再現できるようになります。

ビジネスパーソンにとって、「感覚ではなく、数値で考える」ことがいかに重要かを改めて学べる章でした。
私も闇雲にPDCAを回すだけでなく、変数を意識し質の高いものにしていきたいと思います。

本日のまとめ

  1. 仕事の成果を上げるには、「変数(変えられるもの)」を見極めることが重要
  2. 「変数」と「定数」を区別し、無駄な努力を減らす
  3. 「なぜ?」を繰り返し、仕事の流れを細かく分解して分析する
  4. 「PDCAサイクル」を回し、数値で判断しながら改善を重ねる

「頑張っているのに成果が出ない…」と悩んでいるなら、まずは「何を変えれば結果が出るのか?」を考えることから始めてみてはいかがでしょうか?
この本の学びが今後の人生により良い影響を与えてくれると感じます。
ぜひ手に取ってみてくださいね。

次回は第4章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!

5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

▼本書の詳細・購入はこちら

created by Rinker
¥1,650 (2025/04/29 12:45:11時点 楽天市場調べ-詳細)
タイトルとURLをコピーしました