著者:橋本翔太タイトル:わたしが「わたし」を助けに行こう
こんな人におすすめ
- 自己肯定感が低い方
- 人間関係で悩んでいる方
- 仕事で壁にぶつかっている方
- 何かを変えたいけど一歩が踏み出せない方
- 自分自身をもっと深く知りたい方
ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
本書では「ナイトくん」という比喩を通して、「自己理解と癒し」のプロセスを語っています。
今回は本書エピローグの部分について触れていきたいと思います。
5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう！
ナイトくんを受け入れる
私たちが抱える心の傷は、雲に覆われた太陽のように、本来の輝きを見えづらくします。
しかし、ナイトくん（心の守り役）と対話することで、自分がなぜ苦しんでいるのか、問題の根源に気づくことができます。
そして、自分を守りながら生き抜いてきた過去の自分と和解することで、心の雲が徐々に晴れていきます。
焦らず自分を受け入れながら進むことで、暖かく前向きな「本当の自分」が顔を出し、人生が変わり始めるのです。
大切なのは、どんなにつらい日でも自分を見限らず守ってきた「自分自身」を認め、優しく抱きしめること。
そのプロセスを通じて、自己統合が進み、真の自分と手をつなぎながら明日へと歩み出す準備が整います。
本書からの学びを日常生活に活かしてみよう
1. ナイトくんワークを取り入れる
自分の心に問いかけ、「どんな傷を抱えているのか」を丁寧に掘り下げてみましょう。
「なぜ今こう感じているのか？」という内省が、心の雲を晴らす第一歩です。
朝起きて自分の気持ちを想いのままに紙に書き出すと効果的ですよ！
2. 自分を否定しないルールを設定する
過去の選択や失敗を否定せず、「そのとき最善を尽くした自分」を尊重します。
「頑張って生きてきた」自分を抱きしめる時間を持つ習慣を作ってみましょう。
過去は変えられない、今日の一歩で未来を変えていこう。
今日が1番若い日です！
3. 焦らず一歩ずつ進む
問題解決を急ぐのではなく、小さな変化を積み重ねることを意識します。
たとえば、日記に「今日できたこと」を3つ書き出すなど、達成感を積み上げる方法が効果的です。
寝る前に良い1日で締めくくりましょう、終わりよければすべてよし！
4. ネガティブな感情を受け入れる
落ち込んだり悩んだりする自分を否定せず、「それも必要な感情」として許します。これにより、心のストレスが和らぎます。
不安の原因をナイトくんが教えてくれます。そこにはヒントがあるはず！
あなたのナイトくんに耳を傾けて丁寧に対話しましょう！
5. 信頼できる人と話す
一人で抱え込まず、信頼できる相手や専門家と感情を共有することで、視点が広がり新たな気づきが得られます。
人に聞いてもらうだけでも、気持ちは楽になりますね！
身近な人がいなくても、メンタルクリニックや心理カウンセラーを活用するのも大切です！
感想
本書を通じて感じたのは、「自分を否定せず受け入れること」の大切さです。
誰もが心に傷を抱えていますが、その傷を責めたり隠したりするのではなく、優しく向き合うことで人生が大きく変わると実感しました。
著者が提案する「ナイトくんワーク」は、シンプルでありながら深い洞察を得られる手法です。また、「曇り空が自分そのものではない」という視点が新鮮で、どれだけ曇りが多くても太陽が消えることはないと信じられるようになりました。
このメッセージは、自己否定してしまう方やいつも完璧主義を求めてしまう方々に強い勇気を与えてくれるでしょう。もっと肩の力を抜いて、自分らしく生きていけるそんな人生でありたいな、と思わせてくれます。
まとめ
『わたしが「わたし」を助けに行こう』は、自己肯定感を育み、心の傷を癒すための心のよりどころとなる一冊です。
本書を読むことで、自分自身をより深く知り、過去を乗り越える力を養うきっかけになるでしょう。焦らず一歩ずつ進むことで、本来の自分に出会えるというメッセージは、多くの人にとって救いとなるはずです。
ぜひ、あなたも「ナイトくん」との対話を始めてみませんか？
次週も新たな本から得られた知識や感想を発信していきたいと思います！
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです！
おたのしみに！ここまでご覧いただきありがとうございました！
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