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3日目)ユーモアは最強の武器である〜あなたもユーモアで心の繋がりを実感

自己啓発

著者:ジェニファー・アーカー ナオミ・バグドナスタイトル:ユーモアは最強の武器である

こんな人におすすめ

  1. 日々の仕事や生活にもっと笑いと遊び心を取り入れたい方
  2. 人間関係をより深め、心の繋がりを実感したい方
  3. リーダーシップに新たな風を吹かせる方法を探している方
  4. ユーモアの効果やその科学的根拠に興味がある方

毎日の忙しい業務やストレスの多い生活の中で「もっと楽しくなれたら」と考えたことありませんか?
本章で紹介されるプロのコメディアンが使うテクニックは、あなたの日常に笑いを呼び込み、人間関係やリーダーシップに新たな彩りを加えるヒントになりそうです。
もちろんプロと同じことはできません。プロは努力と研鑽を積み重ねたプロなのですから。
そのエッセンスを学び、私たちにも活かせるものがあれば積極的に取り入れたいものですね。

5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう

ユーモアの基本原則「事実」と「ミスディレクション」

ユーモアは「何もないところから生み出される」のではなく、日常の中に潜む不条理や矛盾、誰もが共感できる事実を見つけ出し、その事実に対して予想外の展開(ミスディレクション)を付加することで笑いを生むという考え方です。

「プロのコメディアンのテクニック」から学ぶ

プロのコメディアンは大きく次の4つのアプローチから笑いを生み出すことに注力されているそうです。

1.面白いものに目をつける

まず、ユーモアの種は自分自身や周囲の生活の中に常に存在しているのです。
コメディアンの視点から、「面白いことを探すのではなく、日常に潜む事実を観察する」ことから始めるようにしてみましょう。ここでは、

  1. 矛盾や対比:たとえば、普段は堅実な上司が家ではおちゃめな一面を見せるなど、意外なギャップに気づくこと。
  2. 感情や意見:自分が「恥ずかしい」「悲しい」「うれしい」と感じる瞬間や、常識に対して「ばかげている」と思う点を見逃さないこと。
  3. 痛みや喜び:過去の辛い経験も、時間が経つと面白おかしく振り返れるようになるという視点も取り入れ、笑いのネタに変えること

2.面白さをつくり出す

次に、ユーモアは「設定+オチ」という基本構造があると解説されています。ここでは、

  1. 誇張:日常の些細な出来事や特徴を大げさに表現することで、聞き手の予想を裏切る効果を狙います。
  2. コントラスト:例えば、普通の状況と極端な状況を対比させることで、笑いのギャップを生み出すテクニック。
  3. 具体性や比喩:抽象的な表現ではなく、細部にこだわった具体的な描写や、意外な比喩を用いることで、オチの効果を高めます。

3.面白いことをぱっと言える

さらに、プロのコメディアンはその場で即興に笑いを取るための「持ちネタ」をあらかじめ用意し、状況に応じてアレンジして披露することが重要だと述べられます。
また、現在の場の雰囲気や参加者の特徴に注目し、その場限定のジョークを作り出す「いま、ここ」にフォーカスする技も取り上げられています。
さらに、以前に受けたジョークや共通のエピソードを思い出して再利用する「コールバック」というテクニックも、グループの絆を深めるうえで有効だと解説されています。

4.決め手は語り口

最後に、ユーモアは内容だけではなく、語り方が重要であると述べられます。

  1. タイミング:オチの前に一拍置いて期待感を高める。
  2. ジェスチャーや声の抑揚:身振り手振り、声の高低や抑揚を使って感情を伝え、ネタの効果を最大化する。
  3. 堂々とした表現:自信を持って、はっきりと語ることで、聴衆に安心感と信頼感を与えるのです。

総じて、プロのコメディアンが長い経験と試行錯誤の中で磨いてきた、ユーモアを生み出すための具体的なテクニックとその理論的背景を紹介し、誰もが日常で実践できる方法として解説されています。

むー
むー

私たちが普段目にするお笑いのプロの方々は、才能もあるとは思いますが、こういった地道な努力やテクニックを使って笑いを試行錯誤されているのですね。お笑いを違った視点で見ると新たに気づきを得られるかもしれませんね。

 読んでみた感想

個人的にこの章を読んで感じたのは、ユーモアが単なる「面白い言葉」ではなく、観察力と工夫、そして絶妙なタイミングが求められる高度なコミュニケーション技術であるということです。
普段、何気なく流れる日常の中に隠れた矛盾や、些細な感情の動きに気づくことで、誰でも笑いのネタを見つけ出せるという考え方は、非常に実践的で刺激的でした。

友人
友人

そう考えるとプロのお笑いの方々は尊敬に値しますね!

また、持ちネタを準備するという点にも共感しました。いざというときに使える笑いの切り札があると、自分に自信が持てるだけでなく、周囲との距離もぐっと縮まるのだなと実感しました。

むー
むー

これも日常的に意図的に探す、というよりは観察力、感受性が重要ですね。

ただし、ただネタを考えるだけではなく、語り口や間の取り方など、細かいパフォーマンスの要素にも触れられている点は、その表現方法にも磨きをかける必要がある、と指摘されていてユーモアを武器に変えるための総合的なアプローチを学べる良い章だと感じました。

本日のまとめ

本章では、プロの現場で実践される具体的なユーモアの作り方と、その裏にある原則が丁寧に解説されています。

  1. ユーモアの基本は事実に根ざしており、日常の中に潜む矛盾や感情、意見などをしっかり観察することから始まる。
  2. 笑いを生むためには、予測と異なる展開(ミスディレクション)が不可欠であり、「3のルール」などの具体的テクニックでその効果を最大化する。
  3. 即興性も重要であり、状況に合わせた「持ちネタ」や、場の雰囲気に敏感に反応することが笑いを呼び起こす鍵となる。
  4. そして、最終的な決め手は語り口にあり、タイミングやジェスチャー、声の抑揚といった表現力が、ネタの効果を飛躍的に向上させる。

この章を通して、ユーモアは誰にでも身につけられるスキルであり、日常生活やビジネスの場で積極的に活用することで、人間関係をより豊かにし、リーダーシップを高める強力なツールになるということが伝わりました。

私たち一人ひとりが、普段の生活の中で意識的に「笑いの種」を探し、磨き上げることで、周囲にポジティブな影響を与えられると学べました。
本書はアメリカンジョークからのエッセンセンスが多く、一概に全てを日本の価値観に落とし込めるかといえば、実際のところそうでないところもあります・・・
しかし、活かせる点も多いのでぜひ日常に活かしていきましょう。

ぜひ、皆さんもこのテクニックを参考に、自分らしいユーモアを磨き、日常に笑いと豊かなコミュニケーションを取り入れてみてください。

次回も本書から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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