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5日目)「ゼロ秒思考」で頭のもやもやを解消!世界一シンプルな思考トレーニングとは?

ビジネス・経済

著者:赤羽雄二タイトル:『ゼロ秒思考ー頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

こんな人におすすめ

・仕事やプライベートで「頭がもやもやして整理できず、物事が進まない」と感じる方

・人とのコミュニケーションで、言いたいことが上手く伝えられずに悩んでいる方

・課題やアイデアをスピーディに整理したい、あるいは深掘りする手法を探している方

・日常のストレスや不安に振り回されず、もっと前向きに考えを展開したい方

・自己成長や思考法のトレーニングに興味がある方や、自己啓発本を愛読している

あなたのメモ、眠っていませんか?

これまでの記事で、「ゼロ秒思考メモ書き」の基本、「1日10分、A4用紙に1分で書き出す!」というメソッドをお伝えしてきました。

毎日続けている方は、きっと頭がクリアになったり、悩みが整理されたりする効果を実感し始めている頃じゃないでしょうか?

でも、もしかしたら…

書き出したメモが、ただファイルに溜まっていくだけになっていませんか?

「書く」ことで満足して、その先に進めていない…なんてことはありませんか?

実は、メモ書きの真価は、「書いた後」にこそ発揮されるんです!

第4章「メモを使いつくす」では、その書き出したメモを「起爆剤」にして、

  • 思考の解像度をグーンと上げる方法
  • 凝り固まった視点をぶち壊し、新しい発想を生む方法
  • 具体的なアクションやアウトプットに繋げる方法

が、これでもか!というくらい具体的に解説されています。

今回のブログを読めば、あなたの手元にあるメモの束が、単なる紙切れから宝物に見えてきます!

今回もお時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書5日目スタートです!

メモを最強ツールに変える!深掘り・多角化・企画術・チーム活用まで徹底解説!

今回の第4章で最も伝えたいことはあなたのメモ書きをネクストレベルに引き上げる、具体的なテクニックです。ひとつづつ見ていきましょう。

テクニック1:思考が鬼深まる!「芋づる式・深掘りメモ」

まず一つ目は、書いたメモをさらに深く掘り下げるテクニック!

まず、普通に1枚メモを書きます。
そのメモの本文4~6行の「それぞれ」を、新しいメモの「タイトル」にします。

例として会社の人間関係で考えてみましょう(皆さんにも近しい悩み、ないですか???)

●なんで部長は私に冷たいんだろう?
→①先日の会議での私の発言が原因?
→②〇〇課長との関係を気にしている?
→③単に機嫌が悪かっただけ?
→④忙しくて余裕がないだけ?

それぞれの新しいタイトルで、さらに1分メモを書いていきます。 (①~④で合計4枚のメモができる)

たったこれだけ!なのに、実は効果絶大なんです!

最初に浮かんだ漠然とした疑問や悩みが、この「深掘り」プロセスを経ることで、めちゃくちゃ具体的に分解・分析されていくんですね!

→①もしかしたら会議での言い方がまずかったのかも…
→②〇〇課長との件は、考えすぎだったな…
→③単に機嫌が悪いだけなら、気にしなくていっか!
→④忙しいなら、こっちから声かけてみようかな?

みたいに、問題の本質が見えたり、勘違いに気づけたり、具体的な対策が思いついたりする。最初にモヤモヤ悩んでたのが嘘みたいに、頭がスッキリ整理されるんです!

このメモを使った深掘りは英語の勉強法とか、他のテーマでも応用可能です。

なぜ続かないのか?→理由1、理由2、理由3→それぞれの理由を深掘り…と進めるうちに、「こうすれば続けられるかも!」っていう具体的なアイデアがどんどん湧いてきます。

この深掘り、やればやるほど頭の回転が速くなるのを実感できるそうです。紙は使うけど、それ以上に得られる発見が大きいんです!
さらに深掘りしたメモの本文を、またタイトルにして深掘り…なんてことも可能!どこまでも思考を深められますね!

視野が劇的に広がる!「多角的メモ術」

テクニック2:色々な角度から質問(タイトル)を投げかけて、複数のメモを書くテクニック。
特に、感情が絡む問題や、なかなか消化できない悩み事に効果バツグン!

例えば、「なんで私はすぐやる気がなくなっちゃうんだろう…」という悩みに対して、

  • どういう時ならやる気が続く?
  • やる気がある人って、どうやって維持してる?
  • 『やる気』ってそもそも何?我慢すること?
  • 楽しいことだけやってちゃダメなの?」

みたいに、自分自身に色んな方向から問いかけてみるんです。

あるいは、「あの人、なんで情報共有してくれないのか?」という不満に対して、

  • 彼が情報共有してくれる時ってどんな時?
  • 彼は誰になら共有してる?
  • もしかして、私自身が彼に情報共有してないって思われてる?
  • 人が情報共有したくなる時ってどんな時?

と、相手の立場や、一般的な視点からも考えてみる。
こうやって多角的にメモを書くことで…

  • 自分の思い込みや偏見に気づける!
  • 相手の行動の理由が理解できて、イライラが減る!
  • 問題の全体像が見えて、客観的に判断できる!
  • 感情的なわだかまりが解けて、前向きな解決策が見つかる!

という、めちゃくちゃ嬉しい効果が期待できるのです。

特にムカついた時や落ち込んだ時は、納得いくまで15~20ページくらい書き殴ってみると、驚くほど冷静になれて、状況が好転し始めるそうですよ!
誰に見せるわけでもないメモなので、乱文でも全く問題なしです。

応用編:左右分割メモ&メモとロジックツリー

メモ書きに慣れてきた人向けの発展型として、A4横置きの左右にサブタイトルを書いて比較・対比する方法も紹介されています。
(例:「現状の問題点」と「対策」、「メリット」と「デメリット」など)
これは1ページ2分くらいかかるそう。

しかし、面白いのがメモの深掘りは、実はコンサルタントがよく使う「ロジックツリー」と全く同じ構造だということ!
難しいフレームワークを意識しなくても、メモを書いていくだけで自然と論理的な思考が整理されていくのは素晴らしいことです。

メモから爆速で「企画書」を生み出す魔法の6ステップ!

「企画書作るの、いつも時間かかるし憂鬱…」そんなあなたに朗報があります!
メモ書きを使えば、企画書の骨子がわずか30分~1時間でできちゃう魔法のようなプロセスがあるそうです!

【Step 1】アイデアを書き殴る!(~20分)
テーマに関するアイデアを、質より量で!「1件1ページ」で、タイトルだけでもOK!浮かんだそばから数十ページ書き出す!考えない!はき出す!

【Step 2】カルタみたいに並べる
書いたメモを大きな机にバーーーッ!と広げる!そして、目次、目的、ターゲット、内容、スケジュール…みたいに、なんとなくカテゴリ分けしてみる。

【Step 3】追加・整理・仮決め!
並べたメモを見ながら、新しいアイデアを追加したり、似たものをまとめたり。
「誰のための企画か?」(ターゲット)を明確にするのが超重要!
そして「これかな?」と思う案をフィーリングで「仮決め」!
その仮決め案について、さらに詳細をメモ書き!(10~15ページ)

【Step 4】全体のバランスを見る!
メモを追加・修正しながら、全体の流れがスムーズか、顧客や上司目線で見て魅力的に見えるか、何度も並べ替えて調整!

【Step 5】パワポに落とし込む!(~30分)
ここで初めてPC登場!机に並べたメモの順番通りに、タイトルや要点をパワポに打ち込んでいく!考えずに、ひたすら転記!

【Step 6】熟成させてレベルアップ!
一旦パワポを完成させたら、数日間放置! (これが大事!) 客観的な視点を取り戻してから見直すと、「あ、こうした方がいい!」という改善点がたくさん見えてくる!
ちょこちょこ修正して、企画の質を高めていく!

いかがでしょうか?「まず考えずに書き出す」「物理的に並べる」っていうのが、従来の企画書作りと全然違いますよね!
これなら、企画書作成作業が、もっとクリエイティブで楽しいものに変わりそうですね!

メモ書きの輪を広げて、みんなでハッピーに!

このパワフルなメモ書き、自分だけでやるのはもったいない!

もしもチームで実践すれば…
→チーム全体の思考スピードと質がUP!
→意思疎通がスムーズになり、無駄な対立が減る!
→問題が起きても、みんなでメモを書いて早期解決!チーム力UP!

家族(子どもにも!)で実践すれば…
子どもの頃から思考力が鍛えられ、将来有望!?

悩み相談に乗る時に活用すれば…
相手の話を聞きながらメモの形に整理してあげると、相手の頭が整理されてすごく感謝される!
メモ書きの良さを伝えるきっかけにもなる!

メモ書きは、自分を成長させるだけでなく、周りの人との関係性を良くしたり、チームの生産性を上げたりする力も持っているんですね!

読んでみた感想

正直、これまでは「メモ=思考整理ツール」くらいの認識だったんですけど、突き詰めると人生を変えるレベルの超万能ツールじゃないでしょうか!?

悩み事があると、同じところをぐるぐるループしちゃって、全然本質にたどり着けなかったり、一方的な視点でイライラしちゃったりすることが多かったように思います。
でも、このメモ書き訓練で、強制的に思考を深掘りさせられたり、違う視点を持たされたり、とても効果的ですね。

特に、人間関係の悩みとか、自分のネガティブな感情とか、そういうモヤモヤしたものを、ここまで具体的に分解して客観視できる。
まるでカウンセリング受けている感覚に近いです!
これなら抱えている悩みを解決できるんじゃないか?ってくらい、可能性を感じました。

特に「考えずに書き出す」とか「物理的に並べる」っていうのが、目からウロコ!
普通、最初に構成とか考えてしまいますよね。でも、それをやらずに、まず脳内にあるものを全部出し切って、それを後から整理するっていうアプローチ。
これなら、手が止まることなく、スピーディに進められそうです!

そして完成したメモをパワポに「ただ打ち込む」っていうのも気が楽になりますね。
最後に「熟成期間」を置くっていうのも、なるほどなーって。焦って提出するより、絶対質が上がりますよね。

企画書だけじゃなくて、ブログ記事の構成考える時とか、レポート書く時とか、色んなアウトプット作業に応用できそうだと感じます!
こういった実務に活かせる内容を知れただけでも、この本読んだ価値があった!って思えるくらい、私にとっては良質な内容でした。

最後に、「チームや家族、悩み相談への活用」。これも素敵だなって思いました。

メモ書きって、個人的なスキルアップのためだけじゃなくて、周りの人とのコミュニケーションを円滑にしたり、誰かの悩みを軽くしてあげたり、そういう使い方もできるんだなって。なんか、すごく温かい気持ちになりました。

自分だけじゃなくて、周りの人も一緒にハッピーになれるツールなんて、最高ですよね!

「ただ書くだけ」でも効果はあるけど、「使いこなす」ことで世界が変わる。
本書から一生もののスキルを身につけてみませんか?

本日のまとめ

今回は、『ゼロ秒思考』第4章の「メモを使いつくす」方法をお届けしました!

【メモ書き超活用術・4つのポイント】

  • 思考を深掘り!: 1つのメモから芋づる式にメモを書き、思考の解像度を爆上げ!
  • 視野を多角化!: 1つのテーマに多方面から問いかけ、客観性と納得感をゲット!
  • 企画を爆速作成!: メモ書き→並べる→パワポ化の6ステップで、アウトプットを加速!
  • 輪を広げて活用!: チームや家族、悩み相談にも役立つ万能ツール!

メモ書きは、単に頭を整理するだけでなく、思考を深め、視野を広げ、具体的なアウトプットを生み出し、さらには周りの人との関係性まで良くしてくれる、とんでもなくパワフルなツールだということが分かりましたね!

これまで「書くだけ」で終わっていたあなたも、ぜひ今日から、

  • 気になるメモを1枚、「深掘り」してみる
  • 解決したい悩みを、「多角的」に書き出してみる
  • 企画やレポート作成に、「メモ書きプロセス」を取り入れてみる

といった「使いこなし」にチャレンジしてみませんか?

きっと、あなたのメモが持つ真の力に驚くはず!

次回も本書から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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