著者:内藤誼人 タイトル:LIFEHACKS100「人生の質」を上げる習慣

こんな人におすすめ
- 忙しい毎日に疲れ気味の方
- 「もっと人生をうまく回したい」と感じている方
- 心理学に基づいた、根拠あるテクニックに興味がある方
- 時間・お金・人間関係の悩みを少しでもラクにしたい方
- ストレスを減らして、日常をより充実させたい人
こんにちは!今回も全愛に引き続き、心理学者・内藤誼人さんの人気書籍『LIFEHACKS100「人生の質」を上げる習慣』から、「第5章 子育てに使えるライフハック」を取り上げます。
子育てって、本当に「これが正解!」って答えがなくて、日々模索の連続。
でも心理学の視点から「こんな風に接するといいよ」と提案されると、ちょっと気持ちが軽くなる気がしませんか?
今回の章では、子どもの「なぜ?どうして?」にどう向き合うか、絵本の読み聞かせにひと工夫加える方法、そして子どもにとって本当に良い愛情のバランスとは?というヒントが紹介されています。
子育て中の方はもちろん、教育関係や心理学に興味がある方にもおすすめの内容です。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書5日目スタートです!
子どもの質問攻めは、実は「今だけのチャンス」
子どもがひたすら質問をしてくる時期は、長い人生の中でほんの一瞬。
特に2歳から5歳までは、1時間に100件以上の質問を投げかけてくることもあるそうです。
仕事に子育てに忙しい親御さんには耳の痛い話かもしれませんが、この時期に「うるさい!」と切り捨てるのではなく、たとえ答えがわからなくても一緒に調べる姿勢を持つことが大事ンなんです。
子どもの知的好奇心を育む絶好のチャンスなのです。
好奇心旺盛な子どもは将来的に学業でもビジネスでも成功しやすく、健康的で幸福な人生を送る傾向にあるとのこと。
親が「調べる姿勢」を見せることが、子ども自身の「学びたい意欲」につながります。
絵本の読み聞かせに「対話」を加えよう
ただ読み聞かせをするだけではもったいない!
物語の途中で「どうして〇〇は泣いたのかな?」と質問を挟むことで、子どもの言語力や思考力はグンと伸びると実験でも証明されています。
会議やスピーチと同じく、質問も事前に準備しておけば、スムーズに質の高いやり取りが可能。
絵本を通じて子どもと深く対話することが、親子の絆を深め、知性の成長にもつながります。
愛情の「注ぎすぎ」は危険信号?
愛情は子育ての基本。でも、過剰な愛情がかえって子どもを「ナルシスト」に育ててしまう可能性があるという研究も。
「私は特別!」という思い込みは、親の過大評価が原因。
実際、ナルシシズムは愛情不足ではなく「過保護」によって育まれると指摘されています。
現代は一人っ子も多く、どうしても愛情が集中しがち。
少し距離を置く勇気も、子どもの成長には必要なのかもしれません。
テレビは悪者じゃない!
「テレビは子どもの知能に悪影響」と思われがちですが、実は一概にそうとは言えません。
シカゴ大学の研究によると、適切なテレビ番組を観ることで読解力や一般知識が向上する可能性があるとのこと。
自然や歴史、科学の番組など、優れたコンテンツを選べば、テレビは最強の学びツールに。
重要なのは何を観るか。上手に活用して、知性と教養を伸ばしていきたいですね。
読んでみた感想
正直なところ、「子育て=忍耐」のイメージがあったんですが、内藤さんの言葉に触れて「視点を変えると、子どもの成長ってこんなに面白いんだ!」と感じました。
特に印象的だったのは、「質問にちゃんと向き合うことで、子どもの未来が広がる」というくだり。
「う〜ん、わからないね」と一緒に調べる姿勢だけでも、立派な教育なんですよね。
親も子も、完璧じゃなくていいんだと思える内容にホッとしました。
そして、読み聞かせに質問をプラスするというのは、すぐにでも取り入れたい実践的なアドバイス。
「このキャラはなんで泣いたの?」なんて一言で、子どもが自分の考えを言語化し始める瞬間が楽しみです。
また、愛情のかけすぎも優しさの裏返しだと改めて実感。
「ちょっと放っておく勇気」も、親にとって大切なライフハックですね。
テレビに関しても、「悪」と決めつけず、上手に付き合えばむしろプラスになるという視点にハッとさせられました。
今後は、教育系コンテンツを親子で一緒に楽しんでみてはいかがでしょうか?
本日のまとめ
- 子どものなぜ?には、なるべく向き合ってあげよう。好奇心は生きる力!
- 読み聞かせに対話を加えると、子どもの言語能力がアップ。
- 愛情は大切。でも注ぎすぎには注意。自立心も育てよう。
- テレビは使い方次第。質の高い番組は、最高の学びになる!
子育ては毎日の小さな積み重ね。
でも、その積み重ねが、やがて大きな知性や人間力を育てていくんですね。
「ちょっとした工夫」で、子育てがぐっとラクになる。
ぜひあなたも、今日からこのライフハックを実践してみてください!
次回も本書から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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