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3日目)「ゼロ秒思考」で頭のもやもやを解消!世界一シンプルな思考トレーニングとは?

ビジネス・経済

著者:赤羽雄二タイトル:『ゼロ秒思考ー頭がよくなる世界一シンプルなトレーニング』

こんな人におすすめ

・仕事やプライベートで「頭がもやもやして整理できず、物事が進まない」と感じる方

・人とのコミュニケーションで、言いたいことが上手く伝えられずに悩んでいる方

・課題やアイデアをスピーディに整理したい、あるいは深掘りする手法を探している方

・日常のストレスや不安に振り回されず、もっと前向きに考えを展開したい方

・自己成長や思考法のトレーニングに興味がある方や、自己啓発本を愛読している方

前回のブログでは、赤羽雄二氏の著書『ゼロ秒思考』「時間をかけても思考は深まらない!?」「目指すは瞬時に考え、決断できるゼロ秒思考!」そしてその鍵を握るのが「メモ書き」である!という内容をお届けしました。

なかには、きっとこう思った方もいるはず。

「で、そのメモ書きって、具体的にどうやるの?」
「本当にそんな簡単な方法で効果あるの??」

ということで、今回は第3章「ゼロ秒思考をつくるメモの書き方」の前半部分から、誰でも今日から始められる「ゼロ秒思考メモ書き」の具体的な方法と、そのルールに隠された秘密を、私の感想も交えながら解説していきます!

これを読めば、あなたも迷わず「ゼロ秒思考」への第一歩を踏み出せるはず!
さあ、メモとペン(とA4用紙!)の準備はいいですか?

「メモ書き」って、ただ書けばいいわけじゃない!?

前回の記事で「メモ書きがすごい!」って力説したわけですが、実はこのメモ書き、ただやみくもにノートに書きなぐればいい…ってものでもないんです。

赤羽氏が長年の経験と試行錯誤の末にたどり着いた、「最も効果的なフォーマットとルール」が存在するそうです!

「え、ルールがあるの?」一見面倒くさそう…そう思った方もいらっしゃるのでは?

このルールこそが、思考のスピードと質を劇的に高めるためのポイントです。

今回のブログでは、『ゼロ秒思考』第3章の前半で語られている「メモ書きの具体的な手順とルール」を、ステップバイステップでご紹介します!

  • どんな紙を使うの?
  • タイトルはどうやって決める?
  • 本文は何をどう書けばいい?
  • 時間はどれくらいかける?
  • どんな内容を書けばいいの?

などなど、あなたが抱えるであろう疑問に、本書は全て答えてくれます!
これを読めば、「メモ書きって、こうやるんだ!」ってスッキリ理解できて、今日からすぐに実践できる状態になること間違いなし!

お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書3日目スタートです!

【基本のキ】フォーマットを制する者は思考を制す!?

まず、メモ書きの基本となる「型」から!これがめちゃくちゃ大事!

 ①用紙: A4用紙を使う。(ノートやメモ帳じゃダメ!)しかも、「横置き」で!
→なぜ?: 横長にすることで、時系列(過去→現在→未来)や対比(メリット/デメリット、問題/解決策)といった関係性を視覚的に捉えやすくなるからだそうです。なるほど!

 ②タイトル: 用紙の左上に書き、下線を引く。
→なぜ?: タイトルを目立たせ、本文と明確に区別するため。手書きでサッとできる工夫ですね!

③日付: 用紙の右上に書く。「2025-4-10」のように、ハイフンでつなぐ省略形が推奨されています。
→なぜ?: スピード重視!「年」とか「月」とか書いてる時間も惜しい!(笑) いつ書いたメモか後でわかるように、記録はしっかり残します。

 ④本文: タイトルの下に「4~6行」書く。各行は「20~30字」程度。

 ⑤時間: タイトル、日付、本文のすべてを合わせて「1ページ=1分以内」で書き上げる!
これが最重要ポイント!

どうです?一見シンプルだけど、随所に「なるほど!」な理由が隠されていますよね。
特に「A4横置き」「1ページ1分」は、このメソッドの肝と言えそうです!

【タイトルの決め方】難しく考えない!浮かんだまま書く!

次に悩むのが「何を書けばいいの?」、つまり「タイトル」ですよね。でも、心配ご無用!赤羽氏曰く、

「タイトルは、頭に浮かんだ言葉をそのまま書けばOK!」

だそうです!

 ①疑問形: 「どうすれば仕事のスピードを上げられるか?」「なぜ私は英語が苦手なんだろう?」

 ②〇〇する方法: 「上司とうまくコミュニケーションする方法」「毎日30分勉強時間を確保する方法」

 ③ただの単語やフレーズ: 「来週の会議の準備」「今日の反省点」「〇〇さんとのこと」

など、形式は問いません。仕事のこと、勉強のこと、将来のこと、人間関係の悩み、今日の晩ごはんのこと…本当に何でもいいんです!

ポイントは「躊躇しないこと」!

「こんなこと書いていいのかな…」なんて考えず、頭にポンと浮かんだフレーズを、そのまま左上にサッと書いちゃう!人に見せるものじゃないので、カッコつける必要も、遠慮する必要も全くありません(誰に見せるわけでもないですよ)

似たタイトルで、何度でも書くべし!

「昨日も同じようなこと書いたしな…」なんて思う必要もナシ!

もし同じテーマが頭に浮かんできたら、昨日書いたメモを見返す必要はなく、また新たに1分で書く! これが重要なんですって。

なぜなら、書くたびに思考は少しずつ整理され、深まっていくから。同じタイトルでも、昨日と今日では違う視点や言葉が出てくるかもしれない。何度も書くうちに、そのテーマについて考え尽くされ、自分の中でスッキリ腑に落ちる瞬間が来るそうです。
そうなったら、もうそのタイトルでメモを書こうとは思わなくなるんだとか。面白いですよね!

もし「タイトルが全然思い浮かばない…」という場合は、A4用紙に縦線を引いて、思いつくタイトル候補をバーッと100個くらい書き溜めておく「タイトルリスト」を作っておくのも良い方法だそうです

【本文の書き方】ルールの中で、自由に思考を解き放つ!

さあ、いよいよ本文です!ここにもいくつかルールがありますよ。

①1ページ1分厳守!: とにかくスピード命!ダラダラ考えない!

②頭に浮かんだまま書く: 構成とか、言葉遣いとか、気にしない!感じたまま、思ったままをダイレクトに!

③各行はダッシュ「ー」で始める: 箇条書きのように、各行の先頭に「ー」をつけます。そして左寄せで書く。
(右側に後で追記できるスペースを空けておくためだそう)

④文字サイズ・行間: A4横置きに対して、窮屈すぎず、スカスカすぎない、バランスの良い感じで。後で見返しやすいように。

⑤各行は「長め」に書く!(20~30字目安): これ、意外と大事!

→ダメな例: 「ー アジェンダを決める」「ー 資料配布」「ー 発言短く」
→良い例: 「ー 会議の目的を明確にし、参加者と事前にアジェンダを共有する」「ー 必要な資料は前日までにデータで配布し、ペーパーレス化も検討する」「ー 自分の発言は結論から先に、1分以内に収める練習をする」

短い単語だけだと、具体的に何を言いたいのか伝わらないし、思考の言語化トレーニングにならないんですね。少し頑張って、具体的な内容を文章で書くことがポイントです!

⑥頑張って「4~6行」書く!: 最初は2~3行しか書けなくてもOK!
諦めずに続ければ、必ず書けるようになるそうです。逆に、7行以上ダラダラ書けてしまう場合は、思考のレベル感が揃っていない(重要なことと些細なことが混ざっている)可能性があるので注意が必要とのこと。
その場合は、後述する「構造化」を意識すると良いかも。

 ⑦書く順番は気にしない!: 起承転結とか考えなくてOK!不思議なことに、書きなぐっているうちに自然と分かりやすい順番になることが多いそうです。

【最重要】フォーマットは「必ず」守る!

赤羽氏は、「自己流のアレンジを加えず、まずはこのフォーマットを徹底的に守ってほしい」と繰り返し強調しています。

テニスやピアノを習い始めたとき、自己流で変なクセをつけるより、まずは基本の型を忠実に守って練習しますよね?
守・破・離という言葉にもあるように守を重んじます。
それと同じこと。このフォーマットは、赤羽氏が膨大な試行錯誤の末にたどり着いた「完成形」。
まずはこの型を信じて、数百ページ書き込むことで、その効果を最大限に引き出すことができるそうです。基本を守るって、大事!

【何を書く?】心のモヤモヤ、怒りも全部ぶちまける!

書く内容は、本当に自由!

  • 気になること、疑問
  • 次にやるべきタスク
  • 自分の成長課題、目標
  • 腹が立って許せないこと、人間関係の悩み

などなど、頭に浮かんだことは、ポジティブなこともネガティブなことも、全部書いてOK!

特に、「腹が立ったこと」「嫌だったこと」こそ、メモ書きが威力を発揮する場面かもしれません。

嫌いな人の名前も、遠慮なくそのまま書く!

何がどうムカついたのか、具体的に書き殴る!

…と聞くと、ちょっと怖いかもしれませんが(笑)、誰にも見られない紙の上だからこそできること。
こうやってネガティブな感情を全部「吐き出す」ことで、驚くほど心がスッキリし、客観的に状況を見つめ直せるようになるそうです。
溜め込むより、よっぽど健康的ですよね!

【用紙とタイミング】裏紙に、毎日10分、瞬間書き!

①用紙: A4の「裏紙」がベスト!コピー用紙の裏とか、印刷ミスした紙とか。気兼ねなく、罪悪感なく、どんどん書けます!もし裏紙がなければ、安いコピー用紙でもOK。

②頻度: 「毎日10ページ」書くのが推奨されています。1ページ1分なので、たったの10分!

③「毎日10ページも!?」と思うかもしれませんが、続けていくうちに頭が整理され、意外とネタ切れになったり、10ページで十分だと感じるようになるそうです。まずは続けることが大事!

④タイミング: 「思いついた瞬間に、その場で書く」のが鉄則!

⑤夜にまとめて書こうとすると、忘れてしまったり、書くのが億劫になったりしがち。「あ!」っと思いついたその瞬間の熱量を、すぐにメモにぶつける!これが思考を活性化させるコツだそうです。慣れれば30~40秒で書けることもあるとか!

【スピード最優先】1分を体感せよ!

繰り返しになりますが、「1ページ1分」というスピード感が超重要!

ゆっくり考えると、つい余計なことを考えたり、手が止まったりしがち。
でも、時間を区切ることで、集中力が高まり、思考の瞬発力が鍛えられるんです。
会話のように、スピーディーに、でも的確な言葉で表現する能力が、書くことでも養われていくんですね。

字の綺麗さは気にせず、自分が読めるレベルでOK。
でも、後で見返すことを考えると、ある程度丁寧に書く習慣をつけると良いそうです。

最初は1分で書くのが大変でも、時計を見ながら数ページ練習すれば、すぐに慣れるとのこと!信じてやってみましょう!

読んでみた感想

正直、最初に読んだときは、「え、ルール細かっ!A4横置き?1分?4~6行?下線?」って、ちょっと面食らったというか、「面倒くさそう…」って思っちゃった自分もいました(笑)。自由に書くんじゃダメなの?って。

でも、それぞれのルールにちゃんと理由があることを知って、ものすごく納得しました!

特に「A4横置き」が時系列や対比を表現しやすいとか、「1分以内」が思考の瞬発力を鍛えるためとか、「各行20~30字」が具体性を担保するためとか…全部、思考を効率よく整理して、深めるための工夫なんですね。
赤羽氏が試行錯誤の末にたどり着いた「最適解」なんだなーって思うと、俄然やる気が出てきました!

「タイトルは何でもOK!」「似たタイトルで何度でも書け!」っていうのも、すごく気が楽になりました!
「ちゃんとしたテーマ考えないと」とか「昨日と同じこと書いちゃダメかな」とか、そういう余計な考えが、実は思考のブレーキになってたのかも。
頭に浮かんだことを、そのままポンポン書けばいいんだ!って思ったら、すごく自由な気持ちになれました。

あと、衝撃だったのが「ネガティブなことも全部書け!」ってところ!

腹が立ったこととか、嫌いな人の名前とか、そのまま書いちゃっていいの!?
でも、これもすごく理にかなってる気がします。

心の中に溜め込んでるモヤモヤやイライラって、蓋をしようとすればするほど、意識しちゃって苦しくなるんですよね。
でも、それを紙の上に「うわーっ!」って書き出すことで、客観的に自分の感情と向き合える。まるで心のデトックスみたいですね!これは絶対に試してみたい!と思いました。

そして、やっぱり「1ページ1分」っていうスピード感!

実際にタイマーセットしてやってみましたが、意外に難しいですね・・・

1分って、あっという間!「えーっと、何書こうかな…」なんて考えてる暇、まったくない!

でも、不思議なことに、数枚書いてるうちに、ちょっとずつ慣れてくるというか、書き出す瞬発力がついてくる感じがしました。
完璧な文章じゃなくていい、とにかく言葉にするんだ!っていう意識になる。これは確かに、普段使ってない脳の筋肉が鍛えられてる感じがします…!

赤羽氏が「フォーマットは必ず守って!」って強く言っているのも、すごく腑に落ちました。基本の型を身につける前に自己流に走っても、結局遠回りになっちゃうことって、どんな世界でも同じですよね。
まずは素直に、この「ゼロ秒思考」の型を信じて、徹底的にやってみよう!と決意しました。

全体を通して感じたのは、この「メモ書き」は、ルールは明確だけど、書く内容はものすごく自由だということです。

この練習を毎日続けることで、頭の中が整理されて、思考のスピードと質が上がって、感情にも振り回されにくくなる。

正直、まだ始めたばかりで効果は未知数だけど、「これは絶対に何か変わる!」っていう確信に近いものを感じています。何より、「1日10分なら続けられそう!」って思える手軽さがいいですよね!

本日のまとめ

今回は、『ゼロ秒思考』の核心とも言える「メモ書き」の具体的な方法について、第3章の前半部分を元に詳しくご紹介しました!

  • 用意するもの: A4用紙(裏紙推奨!)、ペン、タイマー
  • フォーマット: A4横置き、左上タイトル(下線)、右上日付(省略形)
  • 書き方: 1ページ1分以内!本文4~6行(各行20~30字)、浮かんだまま書く!
  • 内容: 何でもOK!仕事、悩み、アイデア、怒り…全部書き出す!
  • 頻度: 毎日10ページ(10分)、思いついた瞬間に書くのがベスト!

一見、ルールが多くて難しそうに感じるかもしれませんが、やってみると意外とシンプル!そして、その一つ一つのルールには、思考を最速でクリアにするための深い理由が隠されていましたね。

大事なのは、難しく考えすぎず、「まずはやってみること!」

今日から早速、机の引き出しに眠っている裏紙を引っ張り出して、タイマーを1分にセットして、頭に浮かんだことを1枚、書いてみませんか?

たった1分。でも、その1分が、あなたの思考を変える大きなきっかけになるかもしれませんよ!

私も、今日から毎日10ページチャレンジ、本格始動します!皆さんも一緒に、メモ書きで思考力をガンガン鍛えていきましょう!

次回も本書から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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