著者: 西 剛志タイトル: 1万人の才能を引き出してきた脳科学者が教える 「やりたいこと」の見つけ方

こんな人におすすめ
- 「自分らしさ」を模索している人
- 転職やキャリアチェンジを考えている人
- 今の仕事にやりがいを感じられず、モヤモヤしている人
- 将来に漠然とした不安を抱えている人
- 自分の強みや適性を知りたい人
「自分に向いている仕事って何だろう?」
この疑問を抱いたことはありませんか?
私たちは「好きなことを仕事にしよう」と言われる一方で、何が好きなのか、何が得意なのかが分からずに悩むこともあります。
私自身も40代に差し掛かり、これからの人生について考える機会が多くなりました。
実際年齢的にも転職のチャンスは若い世代の方と比べると厳しいものですが、転職?副業?様々な道を模索するひとりです。
本書の第5章では、自分の「才能」を見つける方法として、脳科学者の視点から「10の才能診断」が紹介されています。
この診断を通じて、自分に合った適職を見つけるヒントが得られるのです。
今回は、この「才能診断」を詳しく解説しながら、どのようにして自分の適職を見つけるのかを探っていきます!
そして今回で本書最終日です、ここまでお付き合いありがとうございました!
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書最終日スタートです!
才能の理解を深める「MI理論」
才能を見つけるには、まず「才能とは何か?」を理解することが大切です。
本書では、ハーバード大学のハワード・ガードナー教授が提唱した「MI(Multiple Intelligences)理論」をもとに、才能を分析しています。
この理論では、知能(才能)は1つではなく、以下のように複数の種類があるとされています。
私たちのなかに眠る「10の才能」
1. 言語的知能(言葉を操る才能)→作家、編集者、演説家、ブロガー向き
2. 数学的知能(数字を扱う才能)→会計士、データアナリスト、エンジニア向き
3. 論理的知能(物事を論理的に考える才能)→経営者、コンサルタント、プログラマー向き4. 視覚空間的知能(物の形や配置をイメージする才能)→建築家、デザイナー、カメラマン向き
5. 音楽的知能(リズムやメロディを理解する才能)→作曲家、演奏家、舞台演出家向き
6. 身体的知能(体を動かす才能)→スポーツ選手、ダンサー、フィットネストレーナー向き7. 手先の知能(細かい作業が得意な才能)→外科医、料理人、職人向き
8. 対人的知能(人とのコミュニケーションが得意な才能)→営業、接客業、カウンセラー向き
9. 内面的知能(自分自身を理解する才能)→哲学者、心理学者、作家向き
10. 博物学的知能(分類や分析が得意な才能)→研究者、鑑定士、コレクター向き
この「10の才能」は、それぞれの人の適職を考える上で重要な指標となります。
自分の才能を知る「診断シート」
本書では、自分の才能を見つけるための簡単な診断シートが用意されています。
「言葉を使った表現が好きか?」「数字を扱うのが得意か?」といった質問に答えることで、どの才能が自分に向いているのかが分かります。
診断結果をもとに、自分の「やりたいこと」の方向性を見極めることができるのです。
詳しくは本書でチェックしてみてください!
読んでみた感想
この章を読んで感じたのは、「才能は生まれつきのものではなく、環境や経験で伸ばせるもの」だということです。
例えば、私は以前「自分には特別な才能がない」と思っていました。
でも、この「10の才能診断」を試してみると、「言語的知能」と「内面的知能」が高いことが分かりました。
実際、ブログを書いたり、本を読んで考えを深めるのが好きなので、この診断結果には納得感があります。逆に、「数学的知能」や「身体的知能」は低めでした(笑)。
また、この診断を通じて、今の仕事と自分の才能が合っているのかを考え直すきっかけにもなりました。
「なんとなく仕事が合わない」と感じている人は、もしかすると才能と仕事のミスマッチが原因かもしれません。
この「才能診断」は、転職やキャリアチェンジを考えている人にもおすすめです!
本日のまとめ
- 「才能」とは1つではなく、10種類に分類される
- 自分の才能を知ることで、適職を見つけるヒントになる
- 「向いていない仕事」を選ばないためにも、才能診断は重要!
「やりたいことが分からない」「今の仕事が向いているのか不安」という方は、ぜひ本書の「才能診断」を試してみてくださいね。
次週も新たな本から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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