著者:長倉顕太タイトル:移動する人はうまくいく

こんな人におすすめ
- 変わりたいけど、なかなか行動できない人
- やる気はあるのに、いつも三日坊主で終わってしまう人
- 仕事や人間関係のストレスから解放されたい人
- お金に困らない自由な生活を手に入れたい人
- 「もっと自分らしく生きたい!」と思っている人
「最近、なんだか行動力が足りない気がする……」そう感じている人、多いのではないでしょうか?
でも、どうすれば行動できる人になれるのか分からない。
そんな悩みを抱えるあなたにこそ読んでほしいのが、長倉顕太さんの『移動する人はうまくいく』です。
特に今回は、「なぜ移動すると行動力が上がるのか?」 というテーマにフォーカスした第3章を深掘りしていきます。
もしあなたが「今の生活にモヤモヤしている」「でも何をすればいいか分からない」と感じているなら、まずは「移動」することを考えてみませんか?
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書3日目スタートです!
行動を決めるのは「環境」→「感情」→「行動」の順番
人が何かを決断するとき、「意志の力」ではなく環境による影響が大きいと言います。
例えば、あなたが仕事を辞めたいと思っていても、毎日同じ満員電車に乗り、同じオフィスに通っていると、行動を起こせません。
でも、もし海外に移住してみたら? 環境が変われば「選択肢が増える」ため、自然と行動も変わるのです。
最大の「移動」は引っ越し
人生を変えたいなら、手っ取り早いのが「引っ越し」です。
「いやいや、引っ越しなんて簡単にできないよ」と思うかもしれません。
でも、日本では「引っ越しをしにくい仕組み」ができあがっているだけなんです。
- 家賃が高いから動けない
- 敷金・礼金などの費用がかかるから気軽に引っ越せない
- 「地元を離れるのは悪いこと」という固定観念
本当は、移動することで収入を上げるチャンスもあるのに、「お金がないから動けない」と思い込まされているんですね。
「マイホーム信仰」が人生の選択肢を奪う
「結婚して、子どもを育て、マイホームを買う」という流れは、長年「幸せのレール」として刷り込まれてきました。
でも、マイホームを買うことが本当に幸せにつながるのでしょうか?
例えば、住宅ローンを35年組んでしまうと、会社を辞めたくても辞められない。
選択肢がなくなると、人はストレスを感じ、行動力が奪われてしまうんです。
実際、日本のサラリーマンの多くが「イライラしている」と言われています。
その原因は、選択肢を失ってしまっているから。
だからこそ、固定された場所に住むのではなく、もっと「移動」を意識するべきなのです。
「新築信仰」も危険
日本では「新築は価値がある」「中古は価値が落ちる」と思われがちですが、実は海外では中古物件でも価格が上がるのが普通です。
- 日本の新築マンションは、買った瞬間に価値が落ちる
- 海外では、中古でもリノベーションすれば価値が上がる
- だから、海外では「住み替え」が当たり前になっている
「定住=安定」という考え方を手放せば、人生の可能性がもっと広がります。
子どもがいるから引っ越せない?
「子どもがいると転校がかわいそう」と思う人もいるでしょう。
でも、それは本当に子どものためになるのでしょうか?
日本の教育は「一度決めたら変えられない」仕組みが多く、転校や留年すら簡単にできません。
その結果、選択肢が減り、子どもたちも「移動を怖がる」ようになってしまうんですね。
一方、海外では転校は普通。
オンラインスクールもあるし、学年を変えることもできます。「もっと自由に選択できる社会」のほうが、子どもにとっても生きやすい環境ではないでしょうか?
読んでみた感想
本書を読んで強く感じたのは、「移動する自由」こそが人生の可能性を広げるということ。
確かに、日本では「引っ越しは大変」「転職はリスク」「マイホームを持つことが正解」という価値観が根強いです。
でも、それは「環境を固定させて行動を制限する」仕組みに過ぎないのかもしれません。
「今の環境を変えたい」と思ったら、まずは移動を考えること。
そうすれば、自分の行動や選択肢が変わり、新しい未来が開けるかもしれません。
ただ、じゃあ今日マイホームを売ります!なんて訳にはいかないですよね笑
けれでも著者のおっしゃることも十分に理解、共感できます。
まずは小さな一歩を踏み出す、からでも進めましょう!
また、これからの社会を担う子供にとっても選択肢が多い人生を与えてあげたいのは、子を持つ親として誰もが思うことだと思います。
環境が変わり、子供にとってもかわいそうではないか?
様々な家庭の事情や価値観がありますが、私にとっては自分の人生の選択肢、自由についてではなく、子供の人生についても改めて考えさせられ、とても心に残る内容でした。
本日のまとめ
- 行動を決めるのは「環境」→「感情」→「行動」の順番
- 最大の「移動」は引っ越し!まずは環境を変えることが大切
- 「マイホーム信仰」が人生の選択肢を奪うこともある
- 新築信仰を捨て、中古物件や海外の住み替え文化も参考に
- 子どもがいるからこそ、選択肢の多い環境を意識すべき
「今の人生を変えたい」と思っているなら、まずは「移動」を考えることから始めましょう。思い切って引っ越すのもアリだし、旅行や短期滞在を増やすだけでも視野が広がります。
結論「移動」が先にあり、その後に行動が変わるという順番。
つまり、行動力がないのは「意志が弱いから」ではなく、単に環境に縛られているから。
小さな一歩でもいいので、ぜひ「移動する人」になってみませんか?
次回も本書から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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