著者:ジュリア・キャメロンタイトル:いくつになっても「ずっとやりたかったこと」をやりなさい。

こんな人におすすめ
- 何か新しいことを始めたいが、年齢を理由に諦めかけている人
- 創造的な活動(絵を描く、書く、作る)をしてみたいが、踏み出せずにいる人
- 退職後の時間の使い方に悩んでいる人
- 変化を恐れず、自分らしい人生を生きたいと考えている人
「この年齢で新しいことを始めても遅すぎるんじゃないか…」そう思ったことはありませんか?
この本はそんな迷いを抱える人に向けて、「創造性は何歳になっても取り戻せる!」と力強く語りかけてくれます。
特に今回は
「過去の情熱を再発見すること」
「本当の自分を見つめ直すこと」
「自信を失ったときの対処法」
が詳しく解説されています。
まだまだこれから!年齢を言い訳にせず、新しい挑戦をしたいと考えている方にとって、背中を押してくれる内容です。
今回も本書からの学びや感想を少しづつ皆さんにも共有できればと思います。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書2日目スタートです!
過去の情熱を再発見する
私たちは無意識のうちに「これは自分には向いていない」「才能がない」と思い込み、創造的な活動を諦めてしまうことがあります。
しかし、実は若い頃に興味を持っていたことや、夢見ていたことが、今の自分の人生を豊かにするヒントになるのです。
「素人だから・・・」と創作活動を敬遠する必要はありません。
大切なのは、やってみたいという気持ちです。
初心者でも、自分が楽しめることを始めれば、同じ関心を持つ人々とつながり、人生に目的意識が生まれます、と本書は伝えます。
好きなものがあなたを導く
人生に迷ったときは、自分が好きなものをリストアップしてみましょう。
好きな食べ物、好きな服、好きな音楽…どんな些細なことでも構いません。
それらは、あなたの「本来の自分」を取り戻す手がかりとなります。
もしも「好きなもの」から遠ざかっていると感じるなら、それを日常に少しずつ取り入れてみましょう。
例えば、自然が好きなら観葉植物を部屋に置く、音楽が好きなら楽器を手に取る。
小さな一歩を踏み出すことで、創造的なエネルギーが湧き上がってきます。
教えることで学ぶ
自分が大切にしているものを誰かと分かち合うことも、人生の充実感につながります。
若い世代に教えることで、新たな発見があり、自分自身の学びにもなるのです。
本当の自分の意見を知る
年齢を重ねると、周囲の期待に応えようとするあまり、「本当はどう思っているのか」を見失いがちです。
「素直に自分の考えを表現すること」は、自信を持って生きるために欠かせません。
そのための手段として、本書では「モーニング・ページ(毎朝、思ったことをノートに書き出す)」を推奨しています。
誰にも見せないノートだからこそ、飾らずに自分の本音を書き出せます。
この習慣を続けることで、自分の本当の気持ちが見えてくるのです。
「大丈夫」の本当の意味
私たちはよく「大丈夫」と口にしますが、その裏には「本当は諦めている」「実は不安だ」など、さまざまな感情が隠れていることがあります。
モーニング・ページを通じて、「大丈夫」と言った自分が、実際にはどんな気持ちなのかを掘り下げていくことが重要です。
自信喪失の原因とは?
「どうせ自分にはできない」「もう遅い」といったネガティブな声は、過去の経験や周囲の意見によって無意識に植え付けられたものです。
問題なのは、「その声が本当に正しいのか?」を疑わずに受け入れてしまうこと。
例えば、子供の頃に「絵が下手だね」と言われたことで、「私は絵を描くのが苦手なんだ」と思い込んでしまうことがあります。
しかし、それはただの思い込みかもしれません。
自分を制限しているのは、実は自分自身なのです。
自信を取り戻す方法
モーニング・ページを書くことで、「自信喪失の声」に気づき、それを乗り越えることができます。
行動することで「できない」という思い込みを打ち消し、「できるかもしれない」という新たな可能性を見つけられるのです。
また、小さな成功体験を積み重ねることも重要です。
例えば、「毎日5分だけ絵を描く」「短い文章を書く」など、無理なく続けられることを習慣にすると、少しずつ自信が育っていきます。
読んでみた感想
「創造性に年齢制限はない」
特に印象的だったのは、「好きなものをリストアップする」というシンプルな方法です。
これは、これから先の自分の進むべき道に迷うことなったときに、自分を取り戻す手助けになりそうだと感じました。
それを「モーニング・ページ」で書き殴り、心の奥にある本音を引き出す効果を実感することができそうです。
普段、私たちは残念な事に無意識に「本当の気持ち」を押し込めています。
しかし、それを書き出してみると、自分が何を感じ、何を求めているのかが明確になり気持ちが楽になりそうです。
何かを始めるのに「遅すぎる」ことはない。
むしろ、年齢を重ねたからこそできることがある。
この本は、そんな勇気を与えてくれる一冊です。
本日のまとめ
- 過去の情熱や興味を再発見すると、人生の目的が見えてくる
- 「好きなもの」をリストアップし、少しずつ日常に取り入れる
- 「モーニング・ページ」で本当の気持ちを書き出す
- 自信喪失の声に気づき、小さな行動を積み重ねることで乗り越えられる
「何かを始めるのに年齢は関係ない」と思えた方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。
あなたの創造力を目覚めさせるヒントが、きっと見つかるはずです。
次回は第7〜9章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
おたのしみに!ご覧いただきありがとうございました!

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