著者:中川諒 著書タイトル:いくつになっても恥をかける人になる

こんな人におすすめ
- 新しいことに挑戦したいけど、失敗が怖い
- 人前での発言や行動をためらってしまう
- 成長したいのに、なかなか一歩を踏み出せない
「恥をかくのが怖い…」そんな気持ちで、やりたいことを諦めていませんか?
この本では、「恥をかくことこそ、成長のチャンスだ!」という視点で、恥との向き合い方を解説しています。
恥を恐れずに挑戦できるようになりたい人に、ぜひ読んでほしい一冊です。
この本を読もうと思った理由
私はこれまで、新しいことを始めるときに「失敗したら恥ずかしいな…」と躊躇することが多々ありました。
- 会議で意見を言いたいけど、的外れだったらどうしよう
- SNSで発信したいけど、誰にも読まれなかったら恥ずかしい
- 新しい分野に挑戦したいけど、初心者なのがバレたら嫌だ
こうした「恥をかきたくない」という気持ちに縛られている自分に気づき、この本を手に取りました。
著者の中川諒さんは「恥は成長のサイン」と語ります。
この言葉の意味の真意を知りたくて、読んでみることにしました。
今回は6日間に分けて、本書からの学びや感想を少しづつ皆さんにも共有できればと思います。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書1日目スタートです!
恥は敵ではなく、チャンスの目印
多くの人は「恥ずかしい思いをしたくない」と思っています。
しかし、著者は「恥ずかしいと感じる瞬間こそ、新しいことに挑戦している証拠」だといいます。
人生には2つの道があります。
- 無難で失敗しない道
- 恥をかくかもしれないが、新しい経験を得られる道
成長したいなら、迷わず後者を選ぶべきだというのです。
なぜなら、恥をかくことでしか得られない経験があるから。
恥は、無料でできる最高の「投資」なのです。
「理想の自分」と「現実の自分」のギャップが恥を生む
私たちは、「こう思われたい」という理想像を持っています。
しかし、現実の自分はその理想通りではないことが多い。
このギャップこそが「恥ずかしさ」の正体です。
例えば…
- 会議で質問したいけど、「頭の良い質問をしなければ」と思うと発言できない
- 意見を言いたいけど、「的外れだったら恥ずかしい」と思うと黙ってしまう
- 「失敗したらどうしよう」「ダサいと思われたら嫌だ」
こうした気持ちが、私たちの挑戦を阻んでいるのです。
SNS時代は恥をかくハードルが上がっている
現代は、SNSで他人の評価がすぐに見える時代。
- 発信しても「いいね」がつかないかもしれない
- 批判的なコメントが来るかもしれない
- 若くて才能のある人と比べて、自分が劣って見える
こうした要因が、恥をかくことへの恐怖を強めています。
しかし、それに縛られていては、新しいことに挑戦できません。
生産性の高いチームの共通点は「恥をかける環境」
「生産性の高いチーム」は、強いリーダーシップや効率的な作業プロセスではなく、「心理的安全性」があることが共通していました。
つまり、メンバーが気兼ねなく意見を言える環境が、チームの成果を高めるのです。
恥をかくことを恐れずに発言できる環境こそが、創造性を生むのです。
「恥」は6つの種類に分けられる
恥には、大きく分けて2種類あります。
①内的恥(自分の価値観とズレたとき)
②外的恥(世間の常識とズレたとき)
さらに、経験値に応じて3つのフェーズに分かれます。
③初歩期の恥(新しいことを始めるとき)
④研鑽期の恥(努力している姿を見せるとき)
⑤熟練期の恥(プロなのにミスをしたとき)
恥は初心者だけのものではなく、どの段階でもつきまとう感情なのです。
恥を乗り越えることで、人生の可能性が広がる
現代は人生100年時代。
一つのスキルだけでは生き抜けません。
- 新しいことに挑戦する
- 知らないことを学ぶ
- 未経験の分野に飛び込む
こうした場面で、必ず「恥」がついてきます。
しかし、恥を「敵」ではなく「チャンスのサイン」と捉えられれば、どんな年齢でも成長できるのです。
読んでみた感想
この本を読んで、私は「恥=成長の証」だと考えられるようになりました。
今まで「恥ずかしいからやめよう」と思っていたことは、実はすべて成長のチャンスだったのです。
会議で意見を言う → 成長のチャンス!
新しいことを始める → 成長のチャンス!
失敗する → 成長のチャンス!
「恥をかくのが怖い」という気持ちがなくなったわけではありません。
でも、「恥ずかしいからやめる」のではなく、「恥をかいてでもやってみよう!」と思えるようになりました。
恥をかいてでもやる事で得られる経験の方が自分の人生を豊かにする糧になります!
また、恥をかく感覚以前に、「別に誰にもみられていないだろう」と考えるようにすれば、行動に恥ずかしさがなくなりますね!
本日のまとめ
- 恥は成長のチャンスのサイン
- 「理想の自分」と「現実の自分」のギャップが恥を生む
- SNS時代は恥をかくハードルが高い
- 恥をかける環境が、チームの生産性を高める
- 人生100年時代、いくつになっても恥をかくことが必要
「恥ずかしい…」と思ったら、それは新しい挑戦のサイン!
恥をかくことを恐れずに、どんどんチャレンジしていきましょう!
次回は第1章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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