著者:中川諒 著書タイトル:いくつになっても恥をかける人になる

こんな人におすすめ
- 新しいことに挑戦したいけど、失敗が怖い
- 人前での発言や行動をためらってしまう
- 成長したいのに、なかなか一歩を踏み出せない
「恥ずかしい思いをしたくない」「周りの目が気になる」——そう思って、一歩を踏み出せないことはありませんか?
実は、恥にはさまざまな種類があり、成長の過程で必ず向き合うもの。
逆に、恥を受け入れた人ほど、挑戦を重ねて成長していけるのです。
本書『いくつになっても恥をかける人になる』の第3章では、「恥」と向き合うための6つの視点が紹介されています。
恥の種類を理解し、適切に向き合うことで、人生の可能性を広げられるのです。
今回は第3章から、「恥と上手に付き合う方法」について探っていこうと思います。
本書からの学びや感想を少しづつ皆さんにも共有できればと思います。
お時間あればぜひ覗いてくださいね、では本書4日目スタートです!
恥には6つの種類がある
恥には、大きく分けて「外的恥」と「内的恥」があります。
• 外的恥:「他人にこう見られたい」という理想から外れたときに感じる恥
• 内的恥:「自分はこうあるべき」という美学から外れたときに感じる恥
さらに、この2つの恥は、経験の段階に応じて3つのフェーズに分かれます。
(1) 初歩期の恥
新しいことに挑戦するときの恥。新入社員や未経験の分野に飛び込んだときに、周囲との差を感じて恥ずかしくなる。
(2) 研鑽期の恥
努力を重ねる中で、「まだ完璧ではない自分」をさらけ出すことが恥ずかしくなる時期。周囲の期待も上がるため、自分で自分にプレッシャーをかけてしまう。
(3) 熟練期の恥
経験を積んだ結果、間違いを認めることや「わからない」と言うことが恥ずかしくなる時期。年齢を重ねるほど、この恥が強くなりがち。
外的恥と内的恥の特徴
• 外的恥を感じやすい人:人の目を気にして行動をためらうことが多い。一方で、他人の気持ちを考えられる優しさも持っている。
• 内的恥を感じやすい人:自分への期待値が高く、理想と現実のギャップに苦しむ。しかし、周囲の目をあまり気にしないため、新しいことに挑戦しやすい。
「自分が嫌い」と感じる理由
• 外的恥が原因:他人と比較して「自分はダメだ」と思ってしまう。
• 内的恥が原因:自分の理想と現実の差に落胆し、「こんな自分は許せない」と思ってしまう。
→ 解決策は「自己受容」。無理に自己肯定感を高めるのではなく、「ま、いっか」と肩の力を抜くことが大切。
他人の恥を知ると楽になる
他人も恥を感じていることを知ると、自分だけが恥をかいているわけではないと気づける。
恥ずかしい瞬間を笑い合える関係があると、より気楽に挑戦できるようになる。
読んでみた感想
「恥」って、できれば避けたいもの。
でも、本書を読むと「恥は成長の証」だと感じられるようになります。
特に印象的だったのは、「恥は経験の積み重ねによって形を変える」という視点。
新しいことに挑戦するほど初歩期の恥を感じるし、成長するほど研鑽期の恥が生まれる。
そして、経験を積むほど熟練期の恥が襲ってくる。
「恥をかかないように」と思っているうちは、成長できない。
むしろ、「どんどん恥をかこう!」と思ったほうが、スムーズに進める気がしました。
また、自己受容の大切さも印象的でした。
自己肯定感を高めようとするのではなく、「今の自分でいい」と思えることが大事。
これができると、恥ともうまく付き合えるんですね。
「恥」を乗り越えるためには、無理に自己肯定感を高めようとするのではなく、「自己受容」が大切であるという考え方です。
自分の良いところも悪いところも受け入れることで、心の負担が軽減され、より自分らしく生きていけるようになるのではないでしょうか。
本日のまとめ
- 恥には6つの種類がある(外的恥・内的恥 × 初歩期・研鑽期・熟練期)
- 外的恥は「他人の目」、内的恥は「理想の自分」から生まれる
- 自己受容ができると、恥と上手に付き合える
- 恥を感じるのは成長の証。恥を恐れず、挑戦を続けよう!
「恥ずかしい」と思う場面は、実はあなたの成長のチャンス。恥を乗り越えることで、新しい自分に出会えるはずです。
今の世の中SNSの普及により、自分をより良く見せる情報発信で溢れています。こういった場面で他者を軸に物事を考えると、どんどん自分なんて・・・とネガティブになりますよね。
情報を見ないようにする、もしくはそれを受け流し、いかなる場合も「自分」が大切にしていること、ワクワクする判断をする、他人にしばられない生き方ができればゆとりも生まれそうですね。
次回は第4章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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