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5日目)「きみのお金は誰のため」ーお金の正体に迫る冒険へ

人生論・健康

著者:田内学タイトル:『きみのお金は誰のため ~ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』

こんな人におすすめ

  1. お金に対する価値観を見直したい人
  2. 働く意味や社会との関わり方に疑問を感じている人
  3. 中高生にもわかりやすい、人生観を広げる本を探している人

第4章では、お金の格差についての現実と、それに対する異なる視点が描かれています。
早速中身に触れていきたいと思います。
今回も5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう!

「格差の謎『退治する悪党は存在しない』」

お金と社会の関係性、著者は、お金持ちはみんな悪者ではなく、社会の発展に貢献している人もいることを教えてくれます。
また、私たちの消費行動が未来を形作るという重要な事実も触れられています。
お金の流れが社会の構造を大きく変える力を持っていることを理解することで、より良い社会を築くための学びを得られる内容です。

「格差」について

物語の主人公・優斗は、ボスが会社にエンジェル投資(新しいビジネスへの資金提供)をしていることを知り、投資によって莫大な利益を得る仕組みに疑問を抱きます。
「お金持ちは投資でどんどんお金を増やせるのに、自分の家庭のような庶民は一生懸命働いても追いつけない」という思いが、彼の中で「格差は不公平だ」という認識につながっていました。

むー
むー

一生懸命に働いてはいるけれど、生活が豊かになっている実感が得られにくい世の中、優斗くんの気持ちには寄り添えますね。

しかし、ボスは「格差」には金銭的なものだけでなく、「暮らしの格差」もあり、現代では技術革新やサービスによって生活水準が全体的に向上していることを指摘します。
例えば、過去には高級品だったテレビが現在では庶民でも手に入るようになり、スマートフォンやインターネットが富裕層と一般層の情報格差を埋めつつあることを説明します。

友人
友人

確かに日々質の高い商品やサービスが生み出されていて、誰もが手に入れられやすい世の中ではありますね。

さらに、ボスは「格差を広げる人」と「格差を縮める人」の違いについても言及します。富を得ることが悪いのではなく、多くの人の生活を豊かにするサービスを提供した結果として富を得ることは、むしろ社会に貢献しているというのが彼の考えでした。

例えば、検索エンジンやネット通販などのサービスを提供する企業が、世界中の生活を便利にしながら利益を得ていることがその一例です。

むー
むー

Googleやamazon、アップルなどは私たちの生活を一気に便利にしてくれた実感がありますね。
実際に暮らしの一部になっているからこそ、企業自体も大成長を遂げていますね。

読んでみた感想

一部の人は「お金持ちはずるい」と感じてしまいがちですが、その背景にはお金を生み出すための努力や仕組みがあり、すべての富裕層が不公平な手段で利益を得ているわけではありません。

ボスの言葉から、「単に格差を批判するのではなく、どのようにして自分も価値を生み出せるか」を考えることが大切だと気づかされます。
特に、エンジェル投資という仕組みは、単に利益を追求するのではなく、将来性のあるアイデアや人材を支援し、新しい価値を生む手助けをしていることが印象的でした。

また、「お金の格差と暮らしの格差」を区別することで、現代社会が過去に比べてどれほど便利になっているかを再認識できます。
私たちが普段使っているスマホやインターネットの恩恵を考えれば、お金持ちだけが特別な生活をしているわけではなく、テクノロジーによって誰もが平等に便利な生活を送れる時代になっているのかもしれませんね。

本日のまとめ

1. お金持ち=悪ではない→すべての富裕層が不正に利益を得ているわけではなく、社会の発展に貢献することで富を築く人もいる。

2. お金の格差と暮らしの格差の違い→収入や資産の差はあるものの、現代では誰もが便利な生活を送ることができる

3. 行動することで未来を変えられる→格差に嘆くだけではなく、自分の目標を持ち、社会に貢献できる行動を考えることが大切。

この章を読んで、「お金持ちになること」は単なる目標ではなく、社会の役に立つことで結果的に富を得るという考え方が重要だと感じました。
確かにSNSなどの情報から、人を羨んでしまうことも多いと思います。

しかし、そんな時こそお金の価値を冷静に見つめ、お金を稼ぐこと、使うこと、そして社会に還元すること。
これらの行動が、私たちの未来をどのように形作っていくのか?
を心にとめていたいものですね。

これからの人生において、自分がどのように価値を提供できるかを考えるきっかけになる一冊です。
お金の本質や社会の仕組みについてさらに学びたい方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

次回は第5章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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