PR

1日目)「きみのお金は誰のため」ーお金の正体に迫る冒険へ

人生論・健康

著者:田内学タイトル:『きみのお金は誰のため ~ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』

こんな人におすすめ

  1. お金に対する価値観を見直したい人
  2. 働く意味や社会との関わり方に疑問を感じている人
  3. 中高生にもわかりやすい、人生観を広げる本を探している人

この本を読もうと思った理由

「お金のために働くことは本当に悪いこと?」
そんな疑問を抱いた中学生の主人公・優斗が、1億円の札束を目の当たりにした瞬間から物語は動き出します。
この本はシンプルな「お金儲け」の話ではなく、お金の本質と社会の仕組みを学ぶのにうってつけの一冊。

お金を稼ぐことは悪いこと、お金じゃなく気持ちが大事、お金がなくても幸せになれる・・
こういった話はよく耳にしますよね。
私ももちろん共感できる部分もあれば、できない部分もあります。
けれど、そもそも『お金』は何のために存在し、何故人を魅了し変えてしまうのか?

小さな頃から当たり前のように身近に存在していた「お金」について
今の時代だからこそ本書から学び、もっと深い視点で考えてみたいと思い、今回手に取ってみました。

今回はプロローグ部分について触れていきたいと思います。
5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう!

お金持ちになりたい中学生が「お金」の本質に迫る物語

主人公は中学2年生の優斗。
放課後の進路指導で「年収の高い仕事がいい」と軽く発言したことで、担任の長い説教を受ける羽目に。

お金よりも大事なものを説く大人たちに疑問を感じたまま、彼は帰り道で不思議な屋敷と女性と出会います。
彼女を案内する途中、豪雨に見舞われた二人は錬金術師がいると噂される屋敷へ足を踏み入れることに。

そこでは「ボス」と呼ばれる初老の男が1億円の札束を積み上げ、「これは10キロの紙切れや」と言い放ちます。
優斗は衝撃を受けつつも、「どうして1億円に価値がないと言えるのか」と反発。
ボスは「お金の奴隷にならないために、お金そのものの本質を理解しなければならない」と続けます。

この言葉は優斗にとっても、冒頭の「年収の高い仕事がいい」願望を見つめ直すきっかけとなるものでした。

ボスの言葉が担任の説教と重なる中で、優斗は「ボスの話がただの道徳話では終わらない」何かに引き込まれていきます。

読んでみた感想

今の世の中物価高、税金が高く手取りが少ない、嫌でもお金のことを考えてしまい、切っても切り離せない話題ですね。
無意識に「お金=生活のための手段」と考えることに慣れてしまっている私たち。

でも本当にそれだけなのでしょうか?
この物語を通して、著者は「お金に感謝すること」「お金に支配されること」の違いを問いかけます。
特に、ボスの「1億円は10キロの紙切れ」という言葉は印象的でした。そんなわけないだろ、とツッコみたくなりますが、金額の大きさではなく、その背後にある「価値」をどう捉えるかが大切なのです。

優斗のような若い視点で、シンプルかつ根本的な問いを再認識することができ、子どもだけでなく大人にも深い学びを与えてくれる本だと感じ、さらに読み進めたくなる内容です。

本日のまとめ

『きみのお金は誰のため』は単なる小説ではありません。
お金の意味や社会の仕組みを考えさせられる一冊です。
プロローグ部分だけでも、人生の選択や働き方に迷う人にとって、心に刺さるメッセージ性があり興味を引く内容でした。
「お金に振り回されない生き方」を模索するきっかけとして、みなさんにもぜひ手に取ってみて欲しいと思います。

次回は第1章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

▼本書の詳細・購入はこちら

PAGE TOP
タイトルとURLをコピーしました