著者:ジェームズ・クリアータイトル:複利で伸びる1つの習慣

こんな人におすすめ
- 新しい習慣をなかなか続けられない方
- 目標達成のために何かを始めたい方
- より良い自分になりたい方
- 自己成長に興味がある方
第8章:習慣を魅力的にする方法
習慣は単なる行動の繰り返しではありません。脳の報酬系を刺激し、ドーパミンを分泌させることで、より強い習慣へと成長します。
- 予測の力 報酬そのものよりも、報酬を得られるという予測が、行動を駆り立てる力になります
例)クリスマス当日にプレゼントを開けることよりも、クリスマスの朝プレゼントを待つ方がワクワクする - 欲求 vs. 快楽 脳は「欲する」ことに多くのリソースを割いています。つまり、何かを得たいという欲求が、行動の原動力となるのです。
- 習慣の抱き合わせ 嫌いな習慣と好きな習慣を組み合わせることで、嫌いな習慣も続けやすくする方法です
例)「仕事が終わったら、好きなドラマを見る」のように、ご褒美を設定することで、習慣化を促進します。

無理に続ける、といった精神論ではなく、続けた自分を労うことでその取り組み自体に魅力を持たせることがポイントですね。
第9章:社会が習慣に与える影響
私たちの習慣は、周囲の人々や社会の価値観に大きく影響されます。
身近な人、多数派、権威者の行動を無意識に模倣する傾向があるのです。
このような社会環境を活用した習慣形成の戦略が紹介されています。
例)目標達成のためのコミュニティに参加したり、ロールモデルを見つけることで、モチベーションを維持し、継続をサポートすることができます。

資格勉強や副業、習い事といった同じ目標や価値観を持つ人々とのつながりは、自分自身のモチベーションを維持できたり、お互いを刺激し合い継続を促してくれますね。
第10章:悪い習慣を見つけて直す方法
習慣は、私たちの深層心理にある欲求や動機に基づいています。
例えば、喫煙者で不安やイライラを解消したい、といった感情が、タバコを吸う行動に結びついています。
しかし、実際には非喫煙者を見てどうでしょう?
この章では習慣の根源を突き止め、新たな結びつきを作り出す方法が多数紹介されています。例えば
- 言葉を変える 「〜しなければならない」ではなく「〜してもいいんだ」と捉え直し行動に対する抵抗感を減らす
- 儀式を作る 習慣の実行前に好きな行動を挟みモチベーションを高める
- プラス面を強調する 行動によって得られるメリットを考え、習慣を魅力的に
など、様々なテクニックが紹介されています。
読んでみた感想
今回は習慣形成は単なる自己管理ではなく、科学的な根拠に基づいた行動であることを改めて認識しました。
「習慣の抱き合わせ」や「社会環境の活用」といった具体的なテクニックは、すぐにでも実践できそうですね。
特に、社会環境の影響力の大きさに驚きました。
確かに、集団に属することで心理的にも安心で、良い習慣を行う周囲の人々やコミュニティの力は自分をポジティブにしますよね(逆戻りまた然り)
習慣形成にいかに大きな役割を果たすのかが理解できました。
わたしは集団生活が苦手な方ですが、自分を成長させるチャンスと捉え今後行動していきたいです!
本日のまとめ
改めてですが、習慣を変えることは、人生を変えることにつながります。
この本で紹介されたテクニックを活用し、自分にとってより良い習慣を身につけることで、達成させたい目標やその先のなりたい自分に大きく貢献してくれそうです。
あなたも今日をきっかけに習慣を変えてみませんか?
より詳しい内容を知りたい方は、ぜひ本書を手にとってみてください。
次回は第11〜14章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!
次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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