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4日目)『リーダーの仮面』〜圧倒的な成果を生み出す組織を作るマネジメント術

ビジネス・経済

著者: 安藤広大タイトル: リーダーの仮面「いちプレーヤー」から「マネージャー」に頭を切り替える思考法

こんな人におすすめしたい

  1. 初めて部下を持つ中間管理職の方
  2. プレーヤーからマネージャーへ転身したが、リーダーとしての振る舞いに自信がない方
  3. 感情に左右されず、理論的なマネジメント手法を学びたい方
  4. 組織運営において「リーダーの言動」の重要性を理解したい方

皆さんの周りに、営業成績が良いが、素行がよろしくない人がいるとどうしますか?
成績がいいし、まあ目をつぶるか・・・どうでしょう?
第3章では個人、組織の「利益」という観点からリーダーシップについて深く掘り下げています。

今週も5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう!

リーダーの役割

リーダーの役割は、部下個人の感情や価値観に振り回されるのではなく、組織全体の利益を最大化することにあると主張します。
そのためには、「仮面」をかぶり、感情的な言動を避け、事実と数字に基づいた冷静な判断を下すことが重要です。

 部下の「タテマエ」を見抜く

人は皆、自分の利益になることを優先します。リーダーは、その本質を見抜き、組織の利益に繋がる行動を促す必要があります。部下の本音と建前を混同せず、「彼らにとっての利益は何か」を見極めることが重要です。
リーダーは、部下が「成長すれば将来の利益につながる」と感じるようにマネジメントしなければなりません。

 組織の利益を最優先に考える

冒頭でも触れましたが、個人の成長も大切ですが、まずは組織全体の利益を最大化すること。これを意識させることが大切。
個人の成長は、組織の枠組みの中でこそ実現されます。組織の利益を最優先に考え、その結果として個人の利益が生まれるのが正しい順序です。
そのために、部下には「組織の利益」のために働くことを意識させ、具体的な行動を促す必要があります。

利益を目指せば迷わない

リーダーは、組織の利益という明確なゴールに向けてメンバーを導くことで、チームが迷わずに進むことができます。
モチベーションよりも「利益の最大化」を目標に据えることで、組織を成長させることが可能です。

事実と数字に基づいたコミュニケーション

感情的な言葉ではなく、具体的な数字や事実を用いて部下とコミュニケーションを取ることで、誤解や不満を減らし、生産性を向上させます。

部下の言い訳をスルーする

部下の言い訳に耳を傾けるのではなく、具体的な行動改善を求めることで、部下の成長を促します。ちょっと無機質な感じもしなくはないですが、建設的に部下が行動を起こせるようにアシストするのも重要です。
その際は曖昧な表現を避け、具体的な事実をもとに管理することで、部下の言い訳を防ぎ、責任感を醸成します。例えば

むー
むー

「もう少しで売上達成できたのですが・・・」

上司
上司

もう少しとは具体的には?

むー
むー

あと10万円の売上で達成でした。客数から考えると客単価をあと500円あげれば達成できましたね。

上司
上司

では500円上げるために具体的にどういうアクションを取っていきましょうか?
※ここで答えを出さないこと!あくまで責任者は部下(この場合はむー)なので、部下が自ら考え、行動できるように促すことがポイント!

読んでみた感想

本章を読んで、マネージャーとしての役割り、考え方を改めて見直す必要性を痛感しました。

多くのリーダーが陥りがちな感情的なマネジメントから抜け出すことで、理論に基づいた客観的な視点で組織を運営するための具体的な方法論が学ぶことができました。

特に、「組織の利益を優先することが、最終的に個人の利益につながる」という考え方は、まさにその通りだと思います。

これまで、「部下のやる気を引き出すこと」に重点を置いてきましたが、リーダーの役割はそれだけでは不十分です。
あくまで「個人の成長=組織の成長」という明確な軸を示し、部下に「利益」としての価値を提供することが不可欠だと感じました。振り返ると、その「価値」を100%提供できていなかったように感じます。
それには適度なプレッシャーを与えることで、部下が主体的に動く環境をつくることの大切さを理解できました。

さらに、曖昧な表現を避け、具体的な数字や事実に基づいたコミュニケーションを行うことは、部下にとっては逃げ道を塞いでしまう可能性があります。
部下は言い訳をせず、目標達成に向けて着実に努力を重ねるようになるかと思います。

ただし、感情を完全に排除したマネジメントは、かえって部下のモチベーションを下げる可能性もあります。
本書で紹介されている手法を参考にしながらも、状況に応じて柔軟に対応していくことが重要だと感じました。

本日のまとめ

リーダーとして組織を成功に導きたいと考えている方にとって、必読の一冊です。
理論的な裏付けに基づいた具体的な手法が数多く紹介されており、実践的なノウハウを得ることができます。

特に、感情に左右されずに冷静な判断を下すことの重要性、組織の利益を最優先に考えることの大切さなど、リーダーとして忘れてはならない基本的な考え方を改めて学ぶことができます。

ぜひ、本書を参考に、あなた自身のリーダーシップスタイルを確立してみてください。

次回は第4章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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