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4日目)「きみのお金は誰のため」ーお金の正体に迫る冒険へ

人生論・健康

著者:田内学タイトル:『きみのお金は誰のため ~ボスが教えてくれた「お金の謎」と「社会のしくみ」』

こんな人におすすめ

  1. お金に対する価値観を見直したい人
  2. 働く意味や社会との関わり方に疑問を感じている人
  3. 中高生にもわかりやすい、人生観を広げる本を探している人

お金を貯めることは、将来の不安に対する一般的な対策ですよね。でも、本当にそうでしょうか?
この章では、お金を貯めることだけでは、未来の不安を解消できない理由について、深く掘り下げていきます。
今回も5分で知識を積み上げ豊かな人生の一歩に繋げていきましょう

大切なのは「未来を共有すること」

今の世の中、少子高齢化が進み働き手が減る一方で、医療費などの負担は増えています。
そんな状況で、貯蓄する、投資することは当然の行動ですよね。

ただお金を貯めるだけでは、将来の生活は保障されないのです。
大切なのは、お金を貯めることではなく、「未来を共有すること」だと、この本では教えてくれます。

「みんなでお金を貯めても意味がない」

主人公・優斗の母が老後への不安からお金の勉強を始めたことで、彼も年金制度について学びます。
年金は若い世代が高齢者を支える仕組みですが、少子高齢化が進む中で、将来的に一人当たりの負担が増大し、現行制度が機能しなくなる可能性が示唆されています。

むー
むー

現代社会のお金の役割と年金制度の限界について考えさせられることばかりですね・・・

優斗は「お金を貯めても、少子化による生産力の低下が続けば意味がない」というボスの言葉に疑問を抱きますが、ボスは「お金は奪い合うことしかできないが、未来は共有できる」と説きます。
その答えとして、社会全体としての解決策は、個人の貯蓄ではなく、労働力の確保や生産性の向上であることを伝えています。

ボスは、おせち料理やコンビニの話を通じて、お金は単なる手段であり、それ自体が価値を生むものではないと強調します。
経済は「イス取りゲーム」に例えられ、限られたリソースを奪い合う現状が描かれています。真の解決策は、未来に向けて「イスを作る」こと、すなわち社会の生産性向上にあると訴えています。

読んでみた感想

この章では、お金に対する根本的な考え方を見直すきっかけを与えてくれました。
老後や将来の不安から「貯金」を最優先に考えがちですが、それだけでは社会全体の問題を解決できません。

特に少子化が進む現代において、将来に備えるためには「貯める」こと以上に「どう稼ぎ、どう社会を支えるか」が重要になります。

ボスの言葉は、一見厳しく感じますが、本質を突いています。
現代の日本では「とにかく貯める」ことが美徳とされていますが、果たしてそれが本当に最善の手段なのかを、改めて考えさせられました。

とはいえ、今の先行きの不透明な世の中でお金を貯める行動自体は当然であるとも思います。
ですが、ネガティブに考えていても状況は良くはならないですよね。
だからこそ、稼ぐ=社会にどのような価値を与えていくか?は大切な視点ですね。

平凡なわたしでも、経済の流れを理解し、より長期的な視点で未来にどう備えるべきかを考えることで、自分の役割を見つけるんじゃないか?ポジティブに考えるようにします!

本日のまとめ

  1. 年金制度は、少子化による生産力低下で厳しい未来を迎える。
  2. お金を貯めるだけでは、社会全体の問題解決にはならない。
  3. 経済は「イス取りゲーム」のようなものであり、リソースの奪い合いではなく、未来を見据えた生産性向上が必要。
  4. 貯蓄だけに頼るのではなく、「何のために働くのか」を考え、より良い未来を築くことが大切。

お金に対する考え方を変えることで、将来に向けてより建設的なアクションを取ることができるはずです。

次回は第4章から得られた知識や感想を発信していきたいと思います!
5分で人生を豊かに、その一歩を踏み出せるきっかけとなれば嬉しいです!

次回もおたのしみに!ここまでご覧いただきありがとうございました!

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